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第5話 1999年~ 通販事業に衣替え

物流は、自身では行わず、クロネコさん(ヤマト運輸)に依頼。販売活動に専念するため、小売業(通信販売)に衣替え。
今のスタイルにだんだんと近づくようになります。

卸売事業は、完全撤退としたので、売上は“0”からの再スタート。トラックのローンも気になります。自分で作り、印刷したチラシは、撒けども撒けども一向に成果に結びつかず・・・。通信販売で反響を上げることの厳しさ、難しさを痛感。

あまりの成果の不甲斐なさに、個人宅への訪問営業を断行。お客さま直接の意見を伺うことを始める。夕方5時~7時の間、実家近くの大規模マンション群を1日1棟ずつ回るということを自身に課し、アンケートへの協力を求めたのだそうです。
本人曰く、恥ずかしくて一番やりたくはなかったことだそうですが、それがなんと功を奏するきっかけに。

粗品アンケート策

お試しセットを作り、団地を一軒ずつ訪ねて回りました。
アンケートにお答え下さりましたお客さまへのお礼として用意した、有機野菜のサンプル(ちょっとどっさりめ)が評判となり、定期購入への申し込みにつながっていったのだそうです。
緩やかではありますが、そこからだんだんと成果を上げていくことになっていきます。

その後は、大手通信販売会社が発送する商品の中にチラシを入れさせてもらったり、新聞紙面(朝日、読売、毎日、産経、東京など・・・)に広告を打ったりもして、より通信販売会社らしい売上が立つようにもなり、少ないながら利益を計上できるようにもなっていきました。

個人経営だった会社も、いつの間にか、合資会社、有限会社へと法人化もされていきました。
けれども、一人で行う事業としては、もう限界に差し掛かりつつあり、事業の体制を見直さなければならなくなっていました。

新聞広告

新聞広告(全5段)。