ミレー風子)
こんにちは。前回は子育てと野菜作りの共通点などについてお話していただき、すごく印象に残る取材となりました。今回はこの秋の初物となるかぶのことをいろいろ教えてくださいね。
岡)
まあ、見てくださいよ!すごくキレイにできたでしょ?自分でもこの時期にこんなにきれいなかぶができたので驚いているんですよ。
そう言って岡田君はトンネル(保温や虫除けに使われる小さなビニールハウスのような覆い)のビニールをめくって、一つ一つかぶを抜いて並べてくれました。真っ白に輝いたきれいなかぶが勢ぞろい!
岡)
実はね、このかぶ、早めに出荷するために8月後半に種まきをしたんですよ。
ミ)
8月は虫も多いし草もたくさん生える時期なのに、こんなにきれいにできたのは何か特別な工夫をしたのですか?
岡)
太陽熱消毒をしたんです。8月に透明のマルチ(畑の畝に敷くビニール等でできた細長い資材)を敷き詰めて、そのまま放置しておくんですよ。マルチを敷くことによって地中の温度が高くなり、その熱で草の種の発芽や虫の発生を抑制するという方法です。その時にね、実験的にニームという忌避剤を地中に入れてみたんです。
ミ)
ニームって最近よく聞く名前ですが、どういうものなのですか?
岡)
「インドセンダン」というインドや東南アジアに自生している常緑樹の木の実をつぶしたものです。ニームは、ガンや皮膚病、糖尿病などの予防にも効果があると言われています。虫に対しての忌避効果もあるので、農薬に代わる安全な害虫忌避剤として、今、農業関係者から注目されている資材なんです。
ミ)
ニームの効果は何で知ったのですか?
岡)
いろいろ話題になっているので小耳に挟んでいたのですが、少し前に農業用の資材を売っているお店の方から紹介してもらったので使ってみました。 |