ミ)
基本的にはハウス栽培中心なのですか?
青)
そうですね。でも加温は特にしていないので寒暖の差はあるのですよ。だからおいしいハーブが育つのです。加温しないハウスだと温度差があるのでそれぞれに旬の時期ができてきます。たとえば今の時期、いくらハウスとは言っても千葉でバジルのようなものを栽培するのは難しいのです。そういうものは季節に応じて沖縄の契約農家に栽培してもらっています。また長野の農家さんには初夏から秋までの間、イタリアンパセリやマスタードグリーン、デイル、チャービルなどを栽培してもらっています。
ミ)
だからたくさんの種類のハーブがあるのですね。千葉県内だけだとこの時期は種類が少ないですものね。
青)
ハーブを観賞用して楽しむ観光農園からスタートした時は、日本ではまだハーブがそれほど家庭で使われていませんでした。だから市場に出荷しても使い道が知られていないので、売るのが難しかったですね。でも最近はハーブがすっかり生活の中に浸透してきて需要が広がったので、ここだけでは足りなくなってきて、あちこちの農家さんに委託栽培をお願いするようになりました。
ミ)
こちらのベジタブルガーデンの売店には、ずいぶんいろいろなものがあるのですね。見ていてとても楽しいです。
青)
もちろんフレッシュハーブもありますが、苗で育てたいという方もいるので、野菜やハーブの苗も販売していますし、ハーブティーやスパイスもたくさんの種類を扱っています。
またハーブソルトやハーブオイル、ドレッシングなどの加工品や、エッセンシャルオイルやハーブ石鹸、ハーブウォーターなどのハーブケア商品などもあります。
ミ)
それらはみんなここで栽培されたハーブを使っているのですか?
青)
たとえばローズヒップやペッパーなど、日本で栽培できないものも中にはあるので、全部というわけではありません。またハーブティーのブレンドなどには輸入ハーブも使います。でもこのバジルペーストなどはここでも時期になるとたくさん採れるので、100%国産無農薬ハーブだけを使って無添加で作りました。
ミ)
それはすごいですね。無添加のバジルペーストだったら安心して使えますね。フレッシュバジルのない時期は重宝しますよね。サラダにしてもいいしパスタにからめてもいいし・・・。
新)
ハーブには薬効があるので、いわば西洋の漢方みたいなものです。「花粉の季節」と名付けたハーブティーは粘膜の炎症を鎮め、くしゃみ鼻水、目の充血に効果的と言われるエルダーフラワーやレモンバーム、ローズヒップ、ハイビスカス、ネトルなどをブレンドしています。また「風邪の季節」は免疫力を高めると言われているエキナセアを中心に、ローズヒップやタイムなどをブレンドしています。この他「消化サポート」や「リラックス」など用途に応じてお使いいただけるよう、こちらでブレンドをいろいろ研究しながら作りました。
ミ)
ハーブにはいろいろな薬効があるから、使い方によっては薬に頼らずに体質を改善していくことができるかもしれませんね。
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