ミ)
前回の取材から、1年半たって、もうすっかり農業を専業でやっていらっしゃるのでしょう?どうですか?1年たって・・・。
磯)
以前は生活費の足しにと思ってアルバイトをしてた時期もありましたが、やっぱり農業って手のかかる仕事だから、バイトしながら片手間になど絶対できないんですよ。それに、他で仕事するくらいなら、自分の畑の仕事をもっとやりたいなって思って、だいぶ前から農業一本で働いてます。それに借りている畑も増えましたからね。
ミ)
面積が増えても一人でやっているのだったら、ますます大変になってしまったのではないですか?
磯)
ここら辺では「結(ゆい)」といって農繁期にお互いの畑で助け合ったりしているんですよ。だから本当に忙しい時は他の農家さんたちと手伝い合ったりしています。それに、大変ではあるのですが、ボク、あまり悲観的に考えていないんです。いつも希望を持って明るい方に解釈していますから。今年あたりから、うまく行けば、自分の中での収支もプラスになっていくハズだし、これからはもっともっと無農薬野菜が必要とされる時代になっていくだろうって思っていますから。
ミ)
よかった!若い人は前向きが一番ですよ!
磯)
ボクね、会社にいた時は営業やってて、自分で言うのもなんですが、けっこう成績のいい営業マンだったんですよ。だからやる気になってやれば何でもできるって思っているんです。いつか結婚して家も建てたい・・・そのためにキチンと食えるような農業をやるにはどうしたらいいかって、いつも考えています。
ミ)
夢の実現のために、どういうことを考えているのですか?
磯)
作付け計画をキチンと立てるということでしょうか。年間を通して出荷できる野菜を途切らせないで作っていくにはどうしたらいいか、今ある畑の中でどう回転させていったらいいのかを考えています。通年出荷ができたら、かなりいい線までいけるって思っているんですよ。そういう意味でも今年は勝負の一年になりそうです。
ミ)
やっぱり畑仕事がお好きなんでしょうね。
磯)
自分でやることを自分で決めて、やり方もいろいろ試しながら作ることができて、こんな楽しい仕事はないんじゃないですか?すごく充実していますね。やりがいがあります。
ミ)
どういう時に喜びを感じるのですか?
磯)
種を蒔いて芽が出る時、それが育って収穫する時。いつもワクワクしますね。育っていく過程をずっと見守っているから、実際に食べられるようになったら、すごく嬉しいですよ。ボクは千葉に実家があるのですが、自分で作った野菜をお袋にも送っているし、自分でも食べているし、もうスーパーで野菜を買うっていうことはまずないですね。
ミ)
何だかとっても頼もしいですね。ミレーのお客様に何か一言メッセージはありますか?
磯)
そうですね。とにかく新鮮な野菜は旨いから、それに薬も全く使っていないから、安心してたくさん食べて欲しいなと思っています。
雪のたくさん残る畑の中で、とにかく寒い取材でした。だけど、若くて頼もしい磯崎君はそんな雪の中でも元気に白菜の収穫をしていました。それに、自分が農業をやっていくことを確信して前向きに生きている姿はとてもさわやか!まるでスキー場にいるみたいでしたが風子にとっても忘れられない取材となりました。
取材:2006年1月27日
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