ミレー風子)
こんにちは。いよいよ新玉ねぎのシーズンですね。今日、ちょっとだけ掘っ てくださるというので、楽しみにしてきました。初物なんですね。今年の成育はどうでしょうか?
菅澤)
いやあ、わかんないねえ。今年は寒かったから、この前ちょっと掘ってみたんだけど小さくってね。ミレーに出せるかなあって心配していたんだよ。今日、もう一度、掘って見るけど、どうかなあ。
そう言って菅澤さんは、マルチ(ビニールの覆い)を手で引っ張って中の玉ねぎの様子を見ています。
ミ)
あ!結構大きくなっているみたいですよ!!
菅)
本当だ。大きくなっているねえ。この前見た時は小さかったから今日もどうかなって思っていたんだけど、よかった~!ここ数日が暖かかったから急に成長したみたいだね。
ミ)
大きな玉ねぎが土の上でゴロンゴロンって転がっていて、すごく美味しそうですねえ。
菅)
ああよかった。これなら安心して出荷できるよ。あんまり玉が小さいんじゃ数ばかり多くて目方が足りないから、出荷できるか心配だったんだよ。
ミ)
私もよかったです。せっかく取材に来ても「まだ玉ねぎが小さくで出せません」と言われたら残念ですものね。これはいつ頃蒔いたものなんですか?
菅)
これは早生(わせ:早い時期に収穫できる品種)で、玉ねぎの中でも一番先に収穫できる「チャージ」という品種だから、種まきも一番早くて9月10日頃。その後、10月20日にこの場所に定植させたものなんだ。
ミ)
機械で定植するのですか?
菅)
よっぽど大規模な玉ねぎ畑を持っている人だったら、機械でやっているのかもしれないよ。でもこの辺りではそれほど大規模に玉ねぎを作っているわけではないから、うちくらいの規模だったらマルチに一つずつ穴を開けて、全部手で植えていくんだ。玉ねぎはそれが大変なんだよ。
ミ)
その後は間引きや剪定などの作業があるのでしょうか?
菅)
玉ねぎは一つの種から一つしか芽が出てこないし、一粒ずつ定植していくからそういう作業はないんだよ。だけど、秋に植えた頃はまだ草も生える時期だし、春になってからも草取りが大変だね。
ミ)
冬の霜よけはどのようにするのですか?
菅)
1月になってから4月末まではトンネルをかけておくんだよ。玉ねぎは霜には弱いからね。今年は雪が降ったでしょ?実はあの時、玉ねぎにまだトンネルをかけていなかったんだ。それでもう今年の玉ねぎはダメかな~ってやる気をなくしていたんだけど、丈夫に育ってくれてよかったよ。
ミ)
あの大雪にも負けない強い玉ねぎだったから、こんなに大きく元気よく育ったんでしょうね。
菅)
でも、収穫するまで目が離せないよね。野菜って収穫直前でもどうなるかわからないから。だから無事に大きく育って収穫できると本当に嬉しいね。
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