小山さんの太陽めろん

エコファーマーの認証を受け、美味しいいちごを作っている小山さんは、トマトやメロンも栽培しています。今年はそんな小山さんのメロンを初めてご紹介することになりました。

山武市の小山和典さんにお話を伺いました。今回はメロンです。

ミレー風子)
こんにちは~。またまた取材にやってきましたよ。今回は小山さんが作っていらっしゃる新しい品種のメロンについて、いろいろ教えてくださいね。

小山さん)
今回、ミレーにお届けするのは「レノン」という3~4年前に登場した比較的新しい品種のメロンだよ。「夕張メロン」のような赤肉のメロンで、甘いんだけど、ただ甘ったるいだけのメロンではなく、さっぱりとしている美味しいメロンなんだよ。

ミ)
「レノン」という名前のメロンがあるなんて初めて知りました。この辺りで多く作られているメロンなのですか?

小)
この辺りでも作っている人は少ないんじゃないかなあ。市場にもあまり出回っていない珍しいメロンだと思うよ。私だってまだ作り始めて2年目なんだよ。

小山さんと早川店長
早速、小山さん(右)にメロンのハウスを案内していただきました。

ハウスの中
ハウスの中は、メロンの木が元気に育っていて、トンネルのようです。

ミ)
今までもいろいろな種類のメロンを作っていらしたそうですが、どうして「レノン」を作り始めたのですか?

小)
そりゃあ、ミレーのお客さんには飛びっきり美味しいメロンをお届けしたいなあと思っているからねっ!

ミ)
嬉しいですね~!ところでメロン栽培を始めて何年になるのですか?

小)
実はいちごよりもずっと長くて、かれこれ25年ほどになるかなあ。今までもパパイヤメロン、アムス、ナイル、タカミなどいろいろな種類のメロンを作ってきたけれど、高級感あるマスクメロンだけはビニールハウスでは育てられないんだ。それで、マスクメロンのようなきれいなネット(表面の白い網状の線)があって、ご進物にもなるような高級感あふれるメロンができないかなと思って始めたのが「レノン」なんだよ。

メロンの状態をみる小山さん
メロンの状態を確認する小山さん。まだ小さめのようです。

ミ)
品種を決める時、何か基準になるものがあるのでしょうか?

小)
形がいいこと、食べて旨いこと、この土地の気候条件などでも作りやすいものという基準で選んでいるんだ。「レノン」は収穫後も日持ちするし、寒い時期でも玉(メロンの実)が肥大しやすいんだよ。お客さんの好みをお聞きしていると、どうも小さいメロンよりも大きめの方が喜ばれるみたいだしね。うちからミレーに出すのも直径15cmほどの予定なんだよ

メロンの受粉に活躍するのはミツバチたちです。

ミ)
メロン栽培では何が大変ですか?

小)
いちごに比べるとね、実はメロンってとても楽なんだよ。皮が固くて丈夫だから、アブラムシがついても中までやられることはあまりないし、木が元気だと農薬も化学肥料も基準量の半分以下で大丈夫なんだよ。千葉県のエコ農産物認証は申請してないけど、基準は充分クリアしているよ。

ミ)
でも果物なので、やはり手間はかかると思うのですが。

小)
誘引と芽かき作業が大変かな。メロンは生育がとっても早いからね。

ミ)
メロンの木自体は丈夫なのですか?

小)
果物の中では丈夫な方だと思うよ。それにうちは立ち栽培と言って、誘引しながら蔓を上に上に伸ばしていくから、実が直接地面に触れないんだ。だから地面と接触している実の色が変わってしまったり、腐ってしまったりという心配がないの。成長も早いから、暑い時期でも収穫が始ったらあっという間に終わってしまって、虫のつく暇もないという感じなのかなあ。

ミ)
今の段階でもう私の背よりも高いのですが、これほど伸びるまでにどのくらいかかるのでしょうか?

小)
種から数えると4ヶ月くらいだね。これは2月に種まきをして、本葉が2~3枚になった3月頃に定植させたものなんだ。

ミ)
ここにも巣箱がありますが、受粉はいちごと同様、ミツバチたちですか?

小)
そうだよ。雌花が咲く頃、ミツバチを入れて一生懸命働いてもらうんだけど、今年は春先の温度が低かったから、やや生育が遅れているみたいだね。

ミ)
長年、メロンの栽培をやっていらして、何か失敗談などはありますか?

小)
そりゃあ、いろいろ失敗したよ。ハウスが台風で揺れちゃって、収穫間際のメロンをみんな落としてしまったこともある。またある時はいつまでも樹勢がいい木だったので、これはメロンもさぞ美味しいだろうと期待してたら、実際には甘くなかったってこともあった。ようやく25年やって、今はメロン栽培をやる上での勘のようなものができたけど、昔は大変だったなあ~。

メロンの実
ヘタが太くて、メロンの模様もくっきり。おいしそうですね。

ミツバチの巣箱
ミツバチの巣箱です。メロンの花の受粉はミツバチが一役買っています。

巣穴から出てくるミツバチ
たくさんのミツバチが元気に動いています。

ミ)
私も樹勢がいい木のメロンは美味しいとばかり思っていたのですが・・・。

小)
メロンには樹勢を伸ばす時期と、実を太らせる時期があるんだよ。収穫の20日前になったら、樹勢よりもメロンの実を育てていく方を優先させなければ、美味しいメロンにはならないよ。そのために時期をみて成長点を止め、実を大きくさせるんだ。

冷蔵庫に長時間入れないで、なるべくすぐに食べてくださいね。

ミ)
メロンは完熟させてから収穫するのですか?

小)
メロンは木で完熟させたら柔らかすぎて出荷できなくなっちゃうよ。よくホテルなんかで出されるメロンあるでしょ?アレ、俺は苦手なんだよね。「電気メロン」って呼んでいるんだけど、過熟しすぎたメロンはピリピリして好きじゃないんだ。一般には受粉してから55~60日後が収穫の目安で、その1週間後が食べ頃と言われているんだよ。だからお手元に届いたら、すぐに食べず常温で追熟させてくださいね。

ミ)
食べ頃ってどうやったらわかるのですか?

小)
メロンのお尻を押してほんの少し(2~3ミリ程度)、へこむくらいの弾力があるといいんだけどな。それと食べ頃になると美味しそうなメロンの香りがプンプンしてきますよ~!

まだ小さな実
まだ実になりつつある段階のメロンです。一般的には受粉してから55~60日前後が食べごろだそうです。

完熟したメロン
メロンのお尻を押して少しへこむくらいの弾力があると食べごろだそうです。

ミ)
美味しいメロンの見分け方というのは何かありますか?

小)
ヘタの中心部分が太いものがいいね。そしてヘタの付け根までネットがしっかり広がっているものが甘くて美味しい。うちのメロンはもちろんヘタが太くてネットもしっかりとした模様になっているよ!

ミ)
最後にミレーのお客様に一言お願い致します。

小)
長年直売所をやってきたので、お客様の感想を直接、お聞きすることが多いんです。だからお客様からのクレームも財産だと思い、いろいろ試行錯誤しながら美味しいメロンを一生懸命作ってきました。メロンもいちご同様、減農薬減化学肥料栽培でエコファーマーの認証を受けています。ご贈答品としても喜ばれることと思います。旬の時期は短いですから、ぜひこの機会に召し上がってくださいね。

川端えい子(風子)

小山さんのメロンは、味にうるさいミレーのスタッフも絶賛の美味しさ!追熟中は甘~いメロンの香りに負けてついつい食べごろ前に食べてしまいそうになったとか(笑)皆さんもぜひ小山さんの「太陽めろん」をお試しくださいね。

取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2008年6月2日
 
お客様の声
 
風子様(2008年09月03日 10時10分)
メロン美味しそおおおお


 
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