千葉エコ認証デラウェア

すでに販売を開始し、「美味しかった~」というお声を たくさんいただいている菅谷さんのデラウェア。 ミレーのすぐ近くにぶどう園があると聞いて、さっそく行ってきました。
ぶどう園の入り口のぶどう棚には 可愛らしい黄緑色のぶどうが鈴なりになっていました。

ミレー風子)
こんにちは~。田んぼに囲まれた静かなぶどう園ですね~。入り口にあるぶ どうは珍しい形をしていますが何という品種なのですか?

菅谷さん)
これはね、ロザリオビアンコという名前の上品な味の高級ぶどうなんですよ。 ぶどう園に来ていただいた方に、まず入り口でいろいろな種類の珍しいぶど うを見ていただけたらと思って、ここには数種類のぶどうの木を植えていま す。

ミ)
全体的に黄緑色のぶどうが多いようですね。 菅) それはまだ実が若くて熟していないからですよ。ほとんどのぶどうは、最初、 黄緑色で実が固くて小さいんです。食べてもすごく酸っぱいですよ。それが 熟しながら色づき大きなっていきます。この黄緑色のぶどうも実は巨峰なん ですよ。

ミ)
えっ?これが巨峰?マスカット系の品種かと思っていました。粒も可愛らし いし、黄緑色だから、この段階では巨峰だなんて全然わかりませんね。

菅)
そうですね。うちではミレーにお出ししているデラウェアをはじめスチュー ベン、甲斐路、ゴルビー、巨峰、ロザリオビアンコ、ネヘレスコールなどた くさんの品種を栽培しているんですよ。この時期は粒抜きと言ってぶどうの 房から少しずつふどうの粒を摘みとる作業を毎日しています。

ミ)
せっかく丸々と実った粒を摘んでしまうのですか?何だかもったいないよう な気がしますが・・・。

菅)
でもね、これをやらないとぶどうの粒が大きくならないんですよ。今は粒抜きをしたばかりで、実がスカスカに見えるかもしれませんが、これからぶど うの粒は大きく育つので、収穫時には一房にギッシリと詰まったぶどうになっ ていますよ。

ぶどうの様子を見る菅谷さん
千葉エコ認証を取得してぶどうを育てている、香取市の菅谷さんにお話を伺いました。

菅谷さんのぶどう園の入り口
菅谷さんのぶどう園の入り口には、お客様へのおもてなしのために数種類のぶどうが植えられています。

<粒抜き>をしたぶどう
「粒抜き」をしたぶどうです。収穫時には、隙間がなくなり、ギッシリと立派なぶどうに育ちます。
夏の太陽を浴びて、どんどん美味しく甘く育っています。

ミ)
今年のデラウェアのお味はいかがですか?

菅)
今年はお天気のいい日が少なかったでしょう?5月なんて晴れた日が8日だ けだったみたいですよ。そのせいか生育が例年よりも1週間ほど遅れていま す。最初は酸味の強いものが多かったのですが、これから暑くなって気温が上がるので、ぶどうの中の酸が抜け、どんどん甘くて美味しくなっていきま すよ。

ミ)
やはり日照時間は重要なのでしょうか?

菅)
もちろんです。多湿は病気の原因になりますが、高温はむしろ喜ばしいこと です。積算温度と言って温度と日数からぶどうの熟し加減を計算するんです よ。

デラウェアを手にする菅谷さん
「今年は生育が遅れていましたが、これからどんどん甘くて美味しくなっていきますよ。」と、自信たっぷりの菅谷さん。

菅谷さんのお話を聞く早川店長
ぶどう棚の下で、腰をかがめてお話を伺いました。移動の際のご苦労を感じます。(写真右:早川店長)

樹齢を重ねたぶどうの木
樹齢を重ねたぶどうの木。今でも立派に実をつけてくれています。

ミ)
葉っぱが勢いよくぶどう棚の上に伸びていますね。

菅)
それもぶどうの蔓の特徴ですね。今年のように晴れの日が少ない年は、ぶど うが光合成を積極的に行おうと、葉っぱを増やしていくのです。でも葉が多 すぎると棚の中に光が入らなくなるし、葉っぱの分だけ粒が増えてしまうの で、人の手で適当に葉っぱを落としてあげるんです。例えば、巨峰などは一 房が25粒だとすると、それに必要な葉は25枚というように、葉っぱと実 のちょうどいいバランスがあるんです。

ミ)
すごく広いぶどう園なので回るのが大変そうですね。

菅)
ぶどう棚は立って作業するのにちょうどいい高さなので、移動する時、腰を かがめて歩くのが大変ですね。一本の木に必要な面積は100坪と言われて いるので一反歩あっても植えているのはせいぜい3本くらいです。

ミ)
ぶどうの木の寿命はどのくらいなのですか?

菅)
一般には40年と言われていますが、今、うちにある木で一番古いものは 47年経っています。でも、だんだん実のつき方が減ってくるので、次の世代の木も収穫できるよう平行しながら育てています。

千葉エコ認証を取得。農薬を極力減らして育てています。

ミ)
今回、取材をするまで知らなかったのですが、香取市は千葉県内でも一番の ぶどうの産地だそうですね。

菅)
え~知らなかったんですか~?(笑)私が組合長をしている香取市栗源ぶど う組合は、お客様に安心してぶどうを食べていただけるようにと、産地全体で平成18年に千葉県のエコ認証を取得したんですよ。


ミ)
産地全体とはすごいですねえ。やはり菅谷さんが責任者としてそういう方向 でやっていこうと思われたからでしょうか?

菅)
今までも有機農業の生産組合などに出荷していたので、極力、減農薬で栽培 してきましたからね。逆に千葉エコの農薬使用回数の基準をクリアするのが 意外と楽だなあと思ったくらいですよ。これからは美味しくて安心して食べ られるものがもっともっと求められるようになるでしょう。

ミ)
減農薬栽培だと草刈りも大変ですし、害虫や細菌性の病気なども心配ですね。

菅)
草についてはぶどう棚の下にビニールシートを敷き詰めることで生えるのを 抑えています。それまでは草刈機で刈っていたので、ビニールに変えてから は随分作業が楽になりました。病気は、灰色カビ病という細菌性の病気や、 害虫ではアザミウマと呼ばれる虫の被害が多いですね。やられると軸が茶色 くなってしまうんですよ。ぶどうは湿度が高いと病気になりやすいので、ハウス内の換気をよくして常に風が対流するように心がけています。

千葉エコ農産物の証
体に優しいぶどうを育てている証。千葉エコ認証を取得しています。

ぶどう棚の下に敷き詰められたビニールシート
ぶどう棚の下には、草が生えるのを抑えるためのビニールシートが敷き詰められています。

美味しさと安全性に自信あり!甘くて濃厚なぶどうです。

ミ)
ぶどう作りでは何が一番大変ですか?

菅)
今はぶどうの世話よりもビニールの張替えなど設備の管理ですね。ハウスの ビニールは毎年張り替えるんです。家族みんなで屋根の上に乗って大仕事ですよ。それに資材も値上がりしているので、そういう面も大変ですね。

ミ)
菅谷さんのぶどうを召し上がったお客様からの感想を教えてください。

菅)
甘くて味が濃いぶどうだねってよく言われますよ。
この前、おじいちゃんが ぶどうを買って帰って冷蔵庫に入れておいたら、みんな孫に食われちゃって 自分は全く食えなかったよと言われたことがあるんです。
大人は値段が高ければいいぶどう?なんて思ったりするけど、子供にはそんな価値観がないか ら正直でしょう?
「うまいものはうまいっ!」って感じでどんどん食べちゃ うでしょう?そういう率直な評価が嬉しいですね~。

ミ)
最後にミレーのお客様に一言お願いします。

菅)
みんなで取り合いになって食べてもらえるような美味しいぶどうを作りたい と思って長年やってきました。
美味しさと安全性には自信があります。お手元に届いたら冷蔵庫で冷やして召し上がってくださいね。

ご家族総出で張り替えるという、ハウスのビニール
ご家族皆さん総出で張り替えるという、ハウスのビニール。資材の値上がりも、菅谷さんの悩みの種です。

味が濃い!と評判のデラウェアです
甘くて味が濃い!と評判だという、菅谷さんのぶどう。今年ご紹介するのは、お子様にも食べやすいデラウェアです。

菅谷さんと早川店長
美味しさと安全性に自信あり!早川店長も太鼓判を押した、菅谷さんのぶどうをぜひご賞味ください。
川端えい子(風子)

菅谷さんを中心にご家族全員が協力し合いながら 大切にぶどうを育てているアットホームなぶどう園です。 お孫さんたちはおじいちゃんが作ったぶどうを 次々に食べてしまうのだそうです(虫よりも手強い?)。 笑いながらそんなお話をされていました。 私も菅谷ぶどう園の孫になりたいなあ~!? 皆さんもぜひお試しくださいね。

取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2008年7月2日
 
お客様の声
 


 
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