加藤さんは、200本あるびわの木すべての実を摘果。ご高齢にもかかわらず、一日の大半を木の上で過ごします。
高さ7、8メートルにもなる木の上での作業は、まさに命がけ。過酷な作業の連続は、想像を絶します。
体にはたいへんこたえる作業をものともせずに続けるのは、すべてはお客さまのためです。
1本の木で袋掛けするのは、1000個から1200個に及びます。これは小さな実を寒さや害虫から守るためです。
「昔は1日で2500個ほど袋をかけましたよ」と振り返ります。
厳しい寒さのときは手がかじかんで思い通りに動かず、火を起こしながらの作業を余儀なくされます。袋掛けできるのは600個ほどにとどまります。
ところどころに残るたき火の跡が厳しい作業を物語っています。 |