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ミレー風子)
こんにちは。ハーブの花がたくさん咲いていて、とてもいい場所ですね。
高橋)
思ったより到着が早かったですね。さっそくですが、あちらのハウスを見てください。青いパッションフルーツがたくさん実っていますから。
ミ)
私、パッションフルーツは以前にも食べたことはあるのですが、木に実っているのは初めて見ました。こんなふうになっているのですね。
高)
パッションフルーツは、和名ではクダモノトケイソウ(果物時計草)と呼ばれる蔓性の果物なんです。キウイフルーツのように棚を作ってぶら下げてもいいのですが、果実が重いので棚が壊れそうなくらいしなるんですよ。それで支柱を立てて垣根のように実らせるようにしました。
ミ)
ずいぶんたくさんの支柱が立っていますが、このハウスにはどのくらいのパッションフルーツが栽培されているのですか?
高)
実はね、これで3年目なのですが全部つながっている1本の木なんですよ。真ん中あたりに根っこがあるのですが、どんどん蔓が伸びていくのでそれに合わせて支柱を立てているのです。
ミ)
えーっ!?これで1本の木なんて信じられないですね!?青い果実があちらこちらになっていますが、この後、赤くなっていくのですか?
高)
そうです。いくつか赤い実がありますが、青い実が完熟すると赤くなってポトンポトンと下に落ちてくるのです。それを毎朝、拾って収穫しています。自然落果した実がいちばんおいしいんですよ。
ミ)
蔓はどんどん伸びていくし、完熟したものは下に勝手に落ちていくなんて本当に自然のままの果物なんですね。
高)
割と丈夫な果物なのですが、全く放っておいたら実がならないので、花が咲くとハケを使って受粉させていくんですよ。
ミ)
花はいつ頃咲くのですか?
高)
花が咲くのは5月頃からですね。雌花と雄花が分かれている花ではないので一つの花の中の受粉させていきます。
ミ)
一度蔓が伸びてきたら、ずっとそのまま伸び続けるのですか?
高)
そうなんですが、丈夫な蔓なので、これがまた放っておくとジャングルのように茂ってしまうんです。たくさんの花を咲かせるために、適度に葉を落として風通しを良くしたり、挿し木や接ぎ木をして蔓の本数を調整するのが結構大変です。
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