ミ)
苅米さんのみかん栽培にはどのような特徴があるのでしょうか?
苅)
うちは減農薬、減化学肥料で栽培しています。千葉県のエコ農産物認証も取りました。みかんは無農薬はもちろん、減農薬で栽培することですらとても難しい果樹なのですが、できるだけ安全なものを消費者の方々に食べていただきたいと思って、木で完熟させたものをノーワックス(表面に艶出し用のワックスを塗らないこと)で出荷しています。
ミ)
減農薬でのみかん作りは、どういう点が大変ですか?
苅)
みかんの木にはカミキリ虫の幼虫が入って木の中味を食べてしまうんです。それが怖いですね。見つけたらすぐに捕まえるのですが、放っておくと木が枯れてしまうんですよ。また、化学肥料をほとんど使わないので木の生育も遅いです。化学肥料をたっぷり与えれば木の成育が早くなるので、育てるのが楽になるのですが、うちはできる限り自然の状態で育てて、どうしても成育が悪いなあと思う時だけ必要最小限の化学肥料を使うようにしています。
ミ)
化学肥料を少なくする分、どういう肥料をお使いになっているのですか?
苅)
基本は鶏糞です。春、夏、秋と年に3回入れます。それと有機配合の肥料を使っています。でも有機肥料の場合、化学肥料に比べて木の根が養分を吸いあげるまでに時間がかかるようなので、絶えず様子を見ています。
ミ)
農薬を少なくするためにどのような工夫をされているのですか?
苅)
ましん油というものがあるのですが、これは害虫を油膜に包み込み、窒息させて退治するというものなんです。これを農薬代わりに使っています。カイガラムシやハダニに効果があります。あとは木の生命力を信じて、むやみに害虫の予防はしないということでしょうか。薬漬けにしてしまうと、それだけ木自体の力は弱ってしまいますからね。それから木の枝を剪定して、光と風がたくさん入る良い状態を保てるように気をつけています。
ミ)
下に草が敷いてあるのはどうしてなのでしょうか?足に当たる感じが草むらを歩いているようで気持ちいいのですが・・・。
苅)
草がクッション代わりにもなって歩きやすいんですよ。それに刈った草を敷草にしておくと雨の次の日なども足元が汚れないし、雑草も生えにくいんですよ。肥料にもなっているのかもしれませんね。
ミ)
「みかんの花が咲いている~♪」っていう歌がありますが、花はいつ頃咲くのですか?
苅)
5月初めです。とてもキレイですよ。でも花が咲く前につぼみの段階で間引きをします。花が多すぎると限られた養分がたくさんの実に分散してしまい美味しいみかんができないのです。枝についている葉の数をみながら、葉25~30枚に対してみかんが1個できるように数を調整していきます。9月頃までずっとその作業を行ってます。
ミ)
どこを見れば完熟している事がわかるのですか?
苅)
色ですね。青いものはもちろんまだです。黄色くなっているのはそろそろなのですが、本当に完熟したものはオレンジ色になっているんですよ。青いうちにもいだものは黄色くはなりますが、オレンジ色にはならないのです。それにみかんは採りたては酸味が強いんですよ。
ミ)
そうなんですか?知らなかったです。
苅)
市販のみかんは酸味抜きと言って、収穫してから温度の高い部屋に置いておき、甘みを引き出しているそうです。でもうちは自然のままの完熟状態で出荷しています。
ミ)
完熟で収穫すると、みかんの味はどうなるのでしょうか?
苅)
まあ、みかんを採って食べてみてくださいよ。
ミ)
うわあ、いいんですか?そうだ、完熟しているオレンジ色のみかんを見つけていただきますね。
苅)
それとね、みかんについている軸が太い方が甘いんです。そういうのを選んで見つけてみてください。
風子は夢中になって美味しい完熟みかんを探し始める。
|
ただし、当方横浜市在住で残念ながら頻繁にはそちらまで伺うことができません。もし通販が可能であれば、是非購入したいと思っています。
メール等があればいいのですが。
ただし、当方横浜市在住で残念ながら頻繁にはそちらまで伺うことができません。もし通販が可能であれば、是非購入したいと思っています。
メール等があればいいのですが。