さあ、収穫だ。芝山町 斉藤 晴記さん
斉藤さんから「今週から稲刈りを始めるよ~」という連絡をもらった時、もうそんな季節になってしまったのか!?とちょっと驚きました。じりじりと照りつける太陽は、まだまだ真夏のようですが、田んぼはもうすっかり秋となり、黄金色の稲穂が風に揺れていたのです。さっそくミレーでもおなじみ、美味しい無農薬のアイガモ米を作っている芝山町の斉藤晴記さんの田んぼに行ってきました。
アイガモ米で大人気、斉藤晴記さんの収穫の様子を取材しました。

ミ)
おはようございます。もう稲刈りの時期なんですね。すごく早いのでビックリしちゃいました。

斉藤)
何言っているんだよ~。これでも去年よりは1週間も遅いんだよ。今年は春にあまり気温が上がらなくて生育が遅れたからね。稲刈りの時期をちょっと遅らせたんだよ。

ミ)
去年より遅かったなんで気が付かなかったです。今年は台風の被害もなくてよかったですね。今年のお米の出来栄えはどうですか?

斉藤)
今からコンバインを動かして稲刈りをしていくから、まあ、そこで写真を撮りながら見ていなよ。

 そう言ってグリーンのオーバーオールにサングラス姿の斉藤さんは(誰だか わからない?)コンバインに乗り込み、稲を刈り始めました。 エンジンの音を響かせながら、まずは四角い田んぼの周囲を刈ります。

斉藤晴記さんの田んぼ
芝山町の斉藤晴記さんの田んぼにやってきました。黄金色の稲が揺れています。

斉藤晴記さん
刈り入れ作業の準備万端の斉藤晴記さんです。
刈り入れの様子
次々とコンバインのなかに稲の穂先が入っていきます。

コンバインの通った後
コンバインの通った後の田んぼは、稲がきれいに刈られています。

  その後、外周を四角く回りながら刈っていきました。

  刈られた稲の穂先がコンバインの中に次々に入っていき、同時に稲わら(茎の部分)がコンバインの下から排出されていきます。

あっという間に田んぼ一枚の半分くらいの面積が刈り終わりました。
  その早さに風子はただただ感激でした!

 

ミ)
すごーい!コンバインを使うと本当に早いんですね。

斉藤)
そうだね。最近は速い機械がどんどん増えてきたよ。コンバインは刈り取りと同時に機械の中で脱穀(稲を葉・茎と籾に分ける作業)をしてくれるんですごく便利なんだ。コンバインの中には籾をため込むタンクがあって、六俵分の籾が入るんだけど、いっぱいになるとトラックの上に置いてあるネット状の入れ物に籾を移し変えて、自宅に運んで乾燥機にかけるんだ。

稲刈りの時期を決めるために、稲の様子を毎日見に行きます。

ミ)
稲刈りの後、すぐに乾燥機にかけるのですか?

斉)
そうだよ。30度の温度に設定して一晩かけてじっくり乾燥させるんだ。一般の乾燥機は50度近い温度で乾燥させるんだけど、うちでは今年から、天日干しに近い状態に乾燥する事ができる最新型の乾燥機を導入したんだ。遠赤外線の使って、低い温度でじっくりと乾燥させるから今まで以上に美味しくなると思うよ。

ミ)
うれしい!美味しいお米がさらに美味しくいただけるんですね!!

斉)
昔の人は、稲を手で刈って乾燥させてから脱穀して、それから精米していたから、お米作りにもすごく時間がかかって大変だっただろうと思うよ。今は機械が発達したからずいぶん便利になったよね。

ミ)
稲刈りに一番いい時期というのは、どうやって見分けるのでしょうか?

斉)
籾の色で判断するんだよ。青い稲穂が上から熟して黄金色に変わっていくんだけど、稲穂の一番下まで黄金色になった頃には、一番上がカラカラになっちゃうんだ。だから一番下の稲穂にほんの少し青味が残っている頃が一番いい時期なんだよ。稲刈りの時期が近づくと毎日田んぼに稲の様子を見に行って、いつ頃にしようかチェックしているんだ。

ミ)
そんなに毎日変化していくのですか?

斉)
注意深くよく見ているとね。少しずつだけど稲穂の色が変わっていくのがわかるんだ。来年はお盆過ぎたら毎日来てみなよ(笑)


籾をトラックに移す
コンバインにたまった籾をトラックに移し変えます。

黄金色の籾
黄金色の籾がたまっていきます。籾は低い温度でじっくり乾燥させることで、美味しくなります。

稲穂
稲穂の色で刈り入れ時期を判断します。

ミ)
私は稲刈り直前の、黄金色の稲穂がこうべを垂れている姿を見るのがすごく好きなのですが、あんまり黄金色になりすぎてもよくないということなんですね。

斉)
そうだね。一応、ちょうどいい時期だと判断して、今年は9月1日から3日間かけて稲刈りをしたんだよ。天気にも恵まれて、今年の稲刈りは快調だよ。

無農薬で一生懸命作りました。たくさん食べてください。
ごぼうと鶏肉ときのこのご飯

新米でごぼうと鶏肉ときのこのご飯を作りました。秋の味覚満載。


ぜひお試しください。
今年もしっかり育って美味しいお米です。ご期待ください。

ミ)
ミレーにも、新米はまだですか~?って問合せがたくさん来ているそうですよ。これで、お待ちいただいているお客様にも新米がお届けできますね。しかも、注文いただいてから精米しているので、本当にできたてのホヤホヤがお届けできるんですね~。

斉)
今年は精米機にも色彩選別機を導入したので、色の悪いお米や虫に食われたお米を選別できるようになったんだ。これで今まで以上により美味しいお米だけを選りすぐってお届けできることになったよ。

ミ)
斉藤さんのお米だったらモトが美味しいから、小粒のお米や色の悪いお米が混ざっていたって、充分美味しそうな気がするのですが・・・新しい機械によって、今まで以上に美味しいお米になるなんてスゴイですね~!

斉)
今年は、お米の倉庫や作業場全部を建て直したので、それに合わせて、機材も最新のものを取り揃えたんだよ。

ミ)
斉藤さんの無農薬米は美味しいからミレーでも大人気で、今年もあっという間に売り切れてしまいそうですってスタッフが言ってましたよ。最後に今年のお米について一言お願いします。

斉)
今年のお米は、天候不順で生育が心配された割りには、後半、たっぷりとお日様の光を浴びて元気に成長していったようだね。台風の被害も受けなかったし、美味しさも量も、まずまずのお米が取れたと思うよ。無農薬で一生懸命作ったから、皆さんにもたくさん食べてもらいたいねえ。

風子 新米が届くと毎年のことながら幸せな気分になりますね♪今年も無事に美味しいお米を作っていただくことができました。夜には蛍が飛び交うほど里山の自然が残されている谷津田(山に囲まれた細長い地形の田んぼ)で作られた斉藤さんのお米は、粒は小さめながら粘りも甘みも強く、とっても美味しいお米です。
みなさんもどうぞたくさん召し上がってくださいね。
取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2006年9月3日
 
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