ニューオークボ

今回、取材に行ったニューオークボの生パスタとは実は、風子はずんぶん長くお付き合いさせて頂いているんです。商品担当の根本さんから「風子さん、お客様から安全で美味しい生パスタが欲しいというご要望があったので、ミレーでも扱いたいのですが・・・」と、相談された時、真っ先に風子の店でも大人気のニューオークボの生パスタを紹介しました。素材にこだわる風楽(風子のお店)でも使っている美味しい生パスタだから、今回の取材はすごく気合を入れて、営業の篠原さんにたっぷりとお話を聞かせていただきました。

柏市にあるニューオークボの生パスタ工場に取材に行きました。

ミレー風子)
こんにちは。パスタの工場を見学させていただくのは初めてなので、今日は本当に楽しみにしてきました。まずは原料であるデュラムセモリナのことから教えていただけますか?

篠原)
はい。これがデュラムセモリナ粉です。デュラムセモリナ粉とは、硬質パスタ専用の小麦粉のことで、セモリナとは粗挽きという意味です。普通のパスタメーカーはこのデュラム小麦の90%以上を使った粉を原料としていますが、うちでは、小麦粉の旨みや風味を最大限生かすために、小麦を60~70%まで削って、中心部分の美味しいところだけを特別に製粉してもらっています。

ミ)
すごくきれいなクリーム色の小麦粉ですね。これだけでもすごく美味しそうです~。ニューオークボのパスタの色もこの粉のままのやさしいクリーム色をしていますよね。

篠)
他のメーカーのパスタをよく見ていただくとわかるのですが、中に茶褐色の外皮(フスマ)のが混入していて、色ももう少し濃いアメ色になっているかと思います。

篠原さん
こだわりのおいしいパスタを作っているニューオークボの営業 篠原さんです。

小麦粉
デュラムセモリナ粉は、やさしいクリーム色の小麦粉です。

ミ)
特別な方法で製麺していると聞きましたが、どんな方法なんですか?

篠)
乾麺については、ほとんどのメーカーがオートメーションで大量生産するために、10時間もあればパスタができ上がるようになっています。工場の生産効率を追求し稼動率を上げるため、高温と高圧力で作られていきますが、小麦粉のたんぱく質が熱によりα化(熱変性)して美味しさが逃げてしまうのです。ニューオークボの乾麺製造は、効率より美味しさを追求しているので、大量生産は行わず、全工程で、熱を一切加えない伝統的な製法を取り入れています。また、生パスタも長年に渡る乾麺作りの経験から、一切の熱を加えず、素材の味を存分に楽しんでいただけるように製造しております。

工場内
工場の様子。衛生管理が厳しく、残念ながら取材のときも工場内は立ち入り禁止でした。

ダイス
ダイスという金型から製麺されてパスタが出てきます。

ミ)
製麺にはどのような工程があるのですか?

篠)
乾麺の場合は、原料となるデュラムセモリナに塩と水を混ぜてゆっくり練り込んでいきます。その生地を、ダイスと呼ばれる金型から押し出して成型します。最後の乾燥は他メーカーのような高温の熱風ではなく、低温の自然に近い風で72~100時間かけて乾燥します。この方法だとパスタができるまで3~4日間の時間がかかりますので、大量に生産することはできませんが、熱変性が無く、素材の旨みをそのまま生かすことができるのです。

生パスタの場合は、製麺時の温度を摂氏40度以下に保つことによって熱変性を抑え、低温で熟成してから出荷しています。お客様が茹でる時に初めて熱が加わり、独特の光沢と食感、そして何より素材そのものの風味を楽しんでいただけるパスタが生まれるのです。乾燥させていないので、乾麺と比べると、よりフレッシュな風味が味わえるのが生パスタの最大の魅力です。

生パスタ作りはデリケートで、衛生管理も厳しく大量生産できません。

ミ)
生パスタって茹で時間も短いし、美味しいから、ここ数年すごく人気が高まっ ているようですね。それに便乗して大手企業が生パスタに参入しようという動きはないのでしょうか?

篠)
生パスタ作りはとてもデリケートで、衛生面の管理も難しく、決して大量生産できないのです。だから国内でも生パスタ専門の工場はほんの数えるほどしかありません。その中でも高品質の材料を使って無添加で作っているのはうちだけではないかと思います。

ミ)
私、ニューオークボのパスタを初めて食べた時はすごく感動しましたよー!おかげでもう他のメーカーのパスタは食べられなくなっちゃいました。

篠)
普通の乾燥パスタは高温・高圧で製造され、真空に近い状態で成型されるので、ただ硬いだけで風味がないパスタになってしまうことが多いんですよ。でもうちのパスタは低温でゆっくり高圧をかけずに作るので、パスタの中に空気が残っているんです。そのため、シコシコとした食感をお楽しみいただけるのではないかと思います。

生スパゲティ
生スパゲティです。低温でゆっくりと作るため、パスタの中に空気が残りシコシコとした食感が楽しめます。
生スパゲティと生タリアテレ
生スパゲティと生タリアテレ。タリアテレはきしめんのような形状で、もちもちとした食感です。

パスタ4種
そのほかにも様々なパスタを作っています。今後が楽しみです。

パスタを茹でる
生パスタは茹で加減に気をつけて。茹ですぎ注意です。

ミ)
それに表面が柔らかいというか優しい仕上がりなので、ソースやオリーブオイルなどにとてもからみやすいんですよね。

篠)
その分、生パスタは茹でた後に伸びるのが早いという宿命があります。だから茹でたてを即、召し上がっていただきたいのです。

ミ)
そうですね。あの茹でたてのツヤツヤとした光沢や何とも言えない風味は、生パスタならではのもの。うちでパスタを作る時は、茹でたてをすぐに食べてもらいたいから、子供たちもテーブルに座って茹で上がるのを待ってもらっています。

篠)
茹で時間が3分(タリアテレは4分)というのも、お忙しいご家庭には助かるのでないかと思います。

ミ)
乾麺だと12分くらいが普通ですものね。それに、パスタが美味しいので合わせるものはシンプルでいいんですね。美味しいオリーブオイルとガーリック。それをベースにして旬の野菜を一緒に炒めたらもう本格的なイタリアンの出来上がりですもの!

篠)
都内の有名なパスタの店でもうちの生パスタを使っていただいているんですよ。

昔ながらの製法で素材の美味しさを生かして作っています。

ミ)
今日はいろいろありがとうございました。ニューオークボのパスタの美味しさの秘密を再認識することができました。最後のミレーのお客様に一言お願いします。

篠)
ニューオークボでは昔ながらの製法でお客様に本当に美味しいものを食べていただきたい、素材の持つ本来の美味しさを皆さんにお届けしたいと思い、大量生産は行っていません。ぜひ、美味しいミレーのお野菜と一緒にご家庭で本格的なパスタを作ってくださいね。

ミ)
今回は風子からも一言。使いきれない時は冷凍もできますよ。一つ一つパックに入っているので、冷凍庫に入れても安心です。使う時は自然解凍をして、よく麺をほぐしてからお使いくださいね。風味を損なうことなく美味しくいただけます。

しめじとほうれん草のクリームパスタ
ニューオークボの生パスタでしめじとほうれん草のクリームパスタを作りました。
風子 自分のお店でいつも使っているパスタが作られている工程を見ることができて、風子にとっても楽しい取材となりました。衛生管理を徹底しているため、残念ながら生産現場には立ち入ることができませんでした。ガラス越しにしか見られませんでしたが、とてもきれいな工場でしたよ。美味しいニューオークボのパスタ。皆さんもぜひお召し上がりくださいね~!
取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2006年12月15日
 
お客様の声
 
b.t様(2006年12月22日 23時07分)
パスタセットを購入して、届いた生パスタ食べました!すっごく美味しいです!
パスタはかなり好きで普段からよく食べるのですが、もう普段食べているものとは全然違いますね~。
ミレーのお野菜と一緒にお料理すると、野菜も美味しいので、もうたまりません。
これからもこの生パスタ、ぜひミレーで売り続けて欲しいです。


 
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