ミ)
本当に全て手作りの本格的なチーズなんですね。チーズ作りをされていてどんなことをお考えになっていらっしゃるのですか?
駒)
日本ではチーズ職人があまりいないので、作る人と売る人がバラバラなのですが、ヨーロッパなんかは熟成屋さんというのまでいて、チーズの管理を徹底しています。ちょうどいい温度で保存していただいて、ちょうどよい食べごろに召し上がっていただけると嬉しいですね。だいたい4~5℃で保存していただければ3ヶ月くらいは持ちますよ。召し上がる時は室温に戻して、ちょっと柔らかくなってからの方がおいしいんです。
ミ)
固まるタイミングや熟成の度合いなど、チーズ作りにはいろいろ細かな気配りが必要なんですね。
駒)
そうですね。方法だけを知ってもできないでしょうね。固まり具合は指で触れてみますが、カンも重要ですし、熟成させる時間によって変化していく状態も把握していなければならないので、細かい作業もけっこうありますね。
ミ)
チーズ作りの道具なんかも手作りされているとか・・・。
駒)
市販されている型や道具もありますが、自分で使いやすいものを作ったりしています。この攪拌の道具もドリルの回転を利用して自分で作りました。代用できるものはいろいろなもので代用しています。
ミ)
青カビのチーズにも素敵な名前がついていますね。
駒)
青カビのチーズは「房総ブルーチーズ」と言います。ゴルゴンゾラ系のチーズですね。それと「房総ホワイトチーズ」と言うのは白カビのグルーペ系のチーズです。ちょっと赤みを帯びているのは人参を入れたチーズで牛乳の中のベータカロチンと人参の中のベータカロチンが合わさったものです。
ミ)
最後に皆さんに何か一言をお願い致します。
駒)
チーズは何と言っても新鮮な牛乳がおいしさの決め手ですから、私は明治時代から酪農をやっている近くの谷田牧場で生産された牛乳を使っています。自家産のエサにこだわり、温暖な地でおいしい牧草をたっぷり食べて育った元気のいい牛たちです。そこで搾られた質の高い牛乳を原料にしたチーズだから皆さんにも自信を持っておすすめできるんです。ぜひおいしいくて栄養豊かなチーズを食卓にどんどん取り入れていってくださいね。
駒形さんのお宅は広いお庭中、芝生が広がり、たくさんの樹木や花々が植えられていました。美しく管理されたとても気持ちのいい場所です。風子はチーズに関して知識があまりないのですが、さっぱりとして食べやすいものでした。同行した新入社員である中川氏は某デパートのチーズ売り場でチーズを買い求めていたというほどのチーズ党。試食を繰り返す中、「旨い旨い、ミレーに入ってよかった!」を連発していました。
チーズ通も納得する駒形さんの本格的なチーズ。みなさんもぜひお試し下さいね。まとめは風子でした。
取材:2004年7月23日 |

7種類の乳酸菌を入れて、熟成させて、全て手作りで、本当に職人技です。

熟成中のチーズです。何を混ぜたか分かるようにメモがついています。

人参をいれたチーズもあります。

チーズは温度と湿度管理が大変重要です。

千葉産のおいしい牛乳をつかって作った栄養豊かなチーズをどうぞお試しください。
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