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| サンライズファームの高木幸子専務です。 |
ベジタリアンの風子が久しぶりにお肉を食べてしまいました。お野菜ではないけれど、ミレーの定番の人気商品、無添加ハムとウインナーを作ってくれている工場へ取材に行ってきたからです。でもとってもおいしくて、このウインナーを食べ続けらるならもうベジタリアンをやめてもいいと思ったほど・・・?!。社長の奥様である高木幸子専務にお話を伺ってきました。
ミレー風子)
こんにちわ。お忙しいところすみません。何度もお電話したのですが、とうとう専務さんとは電話でお話することができなかったので、もうお会いできないかもしれないなあと思っていたところでした。お時間を作って下さってありがとうございました。
高木)
こちらこそすみません。私は専務と言っても、主な仕事は雑用なんですよ。出たり入ったりが多くて、中々お電話に出られなくてすみませんね。でもせっかくいらしたのですから、ゆっくりしていって下さいね。
ミ)
まずサンライズファームの始まりから教えていただけますか?
高)
私がお嫁に来たころは庭先養豚というか、家の前でほんの50頭くらいの豚を飼っていたのです。以前はここら辺の農家もお米だけを作っていたようですが、時代の波にのって徐々に農家も何かの仕事と兼業するようになってきた頃で、まだ養豚も始めたばかりでした。それで主人と協力し合って160頭くらいまで豚の数を増やしていきました。
ミ)
では最初は養豚業が中心だったわけですね。
高)
そうなんです。それで豚を出荷する時に、自家用にお肉にしたものを持って帰ってきていたので、家には1年中お肉があって、お肉はよそで買ったことがなかったんですよ。それで主人はウインナーが大好きだったので趣味でウインナーを作っていたんですよ。最初は台所で作っていて、お正月に食べたりしていたのですが、おいしいので朝市などに出してみようということになり、徐々に作る量を増やしていったのです。10年くらい前のことですね。
ミ)
それで本格的にやっていこうと決心されたのですか?
高)
朝市から始まったのですが、農作物直売所でも売ることになったので、きちんとした許可を取らなくてはならなくなり、そのためには家庭の台所で作るというわけにもいかず、豚舎の隣りに最初は小さな作業場を作ったんですよ。そこで腸詰から燻煙までやっていました。もちろんうちの豚肉を使って作っています。
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| ネット販売を支える事務所ものぞいてきました。 |
ミ)インターネットでの販売もされているようですが・・・。
高)そうですね。4年前から「サンライブファーム」を立ち上げ、インターネットでの販売も開始しました。それまでは営業の者が周囲のスーパーに回って営業したり、土日には試食販売をするなどして、販路を拡大してきました。おかげで今では地域のお店にも随分と置いていただけるようになりました。

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ミ)
ウインナーを作る工程を簡単にご説明していただけますか?
高)
まず肉を漬け込み液の中に1日漬け込んでおきます。この液にはスパイス等が入っていて、いわば出しのようなものです。その後、ミンチにして(ひき肉にすること)、この時、中に入れるもの、たとえばパセリだったらパセリを一緒に混ぜ込んでいきます。そのミンチ肉を羊腸に入れてから、スモークをかけます。だいたい68℃から72℃の温度で5時間くらいです。でき上がったものを急速冷凍して保存しています。スモークのチップ(燻製に使う木の破片)は桜とリンゴの木をミックスしたものを使っています。
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| ベジタリアンの風子でも肉の新鮮さがわかりました。 |
肉をミンチ(ひき肉)にします。 |
ミ)
だいたい出来上がるまでに2日くらいかかっているのですね。ウインナーはずいぶんたくさんの種類を作っていらっしゃるようですが・・・。
高)
荒びき、フランク、チョリソーなどの代表的なものから、長ネギやパセリのように中に何かを混ぜて作っているものもあります。ウインナーの場合は作ろうと思えば、いろいろな材料を中に一緒に入れていけばいいのですから、あらゆる野菜を入れることができるんですよ。季節に応じていろいろな種類のものを試作しています。ハムはショルダーやロースなど部位によっても種類がいろいろありますね。
ミ)
ミレーで扱っているものは特別仕様だとお聞きしましたが・・・。
高)
そうなんですよ。無農薬野菜を扱っている会社だから加工品も無添加のものにしてほしいというミレーの社長さんの思いがあるので、別に分けてお作りしています。普通のウインナーの場合はミンチにした後、酸化防止剤という食品添加物を添加しています。発色もよくなるし、日持ちもするからです。でもミレーさんに出荷している分にはそれを入れません。だから朝一番に他のウインナーを作る前にミンチにしています。
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| ミレーで販売しているウィンナーは朝一番にミンチしたものを無添加で作っているそうです。 |
ミ)
一般的には酸化防止剤を入れるのが普通なんですか?
高)
そうですね。ミンチしてあるお肉というのはブロック肉に比べていたみやすいんですよ。だから普通のスーパーやお店に置くには日持ちがしないので心配なんです。だから無添加でやっているのはミレーさんの分だけで通常の商品は無添加では出荷していません。でもうちのウインナーはよそに比べると添加されているものはとても少ない方だと思いますよ。また塩は天日塩、肉を詰める腸も天然の腸を使っています。 |

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ミ)
養豚をやっていらっしゃるので、自家製のお肉で加工品がお作りになれるので安心ですね。お肉の飼育にも何か特徴があるのですか?
高)
うちの豚はF1と言ってランドレース、ダイヨーク、デロックという種類を掛け合わせたものです。飼料の中に抗生物質を入れていないのが特徴です。普通は病気を嫌がって飼料に薬を入れてしまうんですよね。でも薬を飲みすぎて効かなくなったということは人間にもよくあるじゃないですか。だから健康に育てたかったら健康でいられる環境を整えてあげればいいのだと思います。豚が病気かどうかということは、毎日豚舎に入って様子を見ていればわかりますから。餌はちゃんと食べたか、糞はどうかなど、今でも私は毎日豚舎を見回っているんですよ。サンライズファームができたと言っても、基本はあくまで養豚だと思っていますので。
ミ)
工場の中は外から見るよりもずいぶん広いのですね。1日にどのくらいの量をお作りになっているのですか?
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| 「庭先養豚」ではじめたのが、工場も大きくなり70名の方々が働いているそうです。 |
高)
平均すると一日に400キロくらいを加工しています。この工場も徐々に用途に合わせて、必要になったら増やしていくと言う方法をとってきたので、実は継ぎはぎだらけなんですよ。おかげ様で順調にここまで伸ばさせていただくことができました。今では70名近くの方が働いてくれています。
ミ)
みなさんに何かお伝えしたいことはありますか?
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| 「おいしさは素材作りから。安心をあなたに。牧場できたて直送」がモットーです。 |
高)
サンライズファームのモットーは「おいしさは素材作りから。安心をあなたに。牧場できたて直送」というものなので、どうぞおいしくって安心して食べられるハム、ウインナーをたくさん食べて下さいね。
ミ)
お忙しい中、今日はどうもありがとうございました。
高木さんはとっても明るくてはきはきと笑顔のたえない方でした。お忙しいのにていねいに応対していただきありがたいことです。社長であるご主人様にはお会いできませんでしたが、奥様いわく「いろいろな所で出かけていっていつもいない」のだそうです。でもこんなにしっかり者の奥様がいらっしゃれば安心して留守にできるのではないかなあ?と妙に納得してしまいました。
風子
取材 2004.02.25 |
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