まるでつきたての餅のよう 脂身まで甘い!もっちり豚肉

千葉産直のお惣菜シリーズでも使われている房総もち豚は、発売と同時にお客様から大好評を頂いていました。これからはお惣菜だけではなく、精肉としてもご紹介させていただく事になったので、さっそく早川店長と一緒に取材に行ってきました。房総もち豚は南房総の観光名所としても名高い養老渓谷のすぐ近くの小高い山の上で飼育されていました。

自然豊かな南房総の比留川畜産に行ってきました。房総もち豚の秘密とは?
自然豊かな環境
比留川畜産は、南房総の自然豊かな恵まれた環境にありました。
ミレー風子)
こんにちは~。緑がたくさんある素晴らしい環境ですね。今日は房総もち豚の飼育されている様子を見せていただきに来ました。特徴についてもいろいろお話を伺わせてくださいね。

比留川さん)
ようこそ。遠かったでしょう。ここは自然豊かな恵まれた環境ですから、豚を飼育するには最適な場所なんですよ。うちではストレスがかからないように、飼料や環境にこだわりながら、愛情いっぱいで育てています。

ミ)
お客様からも「房総もち豚はとても美味しい」とご好評を頂いてますよ。

比)
豚肉の美味しさの決め手は、血統と飼料と飼育方法にあると言われています。でも、私は単に血筋だけを追うよりも、もっと豚に適した飼育方法があるのではないかと思って、10年ほど前からいろいろな飼育方法を取り入れてきました。

ミ)
何がきっかけでそう思われたのですか?

比)
私がこの地で養豚を始めた時は、単に豚を育て販売する事しか考えていませんでした。子供達が小学生になった頃、成長する子供達を見ていて、安全でうまい豚肉を皆のために作りたいと、思うようになったんです。そして豚も人間と同じで、健康に育つ為には、美味しい空気と水と食べ物が大切なのではないかと思いました。

比留川吉郎さんと早川店長
房総もち豚が育つ豚舎の前。比留川吉郎さん(向かって右)に案内していただきました。今回は早川店長(左)も張り切って取材に行きました。

豚舎外観
豚も人間と同じく、美味しい空気と水で育てたいと比留川さんは考えたそうです。

ミ)
ここの環境は比留川さんの目指す養豚業にぴったりだったわけですね。

比)
そうですね。とても気に入っていて、この敷地内に住まいも建てて住んでいます。空気がいいのはもちろんなのですが、ここは昔からとてもいい地下水が湧いているんです。その水をπウォーターにして、EMセラミックの管を通して使っています。家畜ですから匂いを完全になくすことはできませんが、これでかなりの消臭効果もあります。

ミ)
豚舎の環境も重要なのですね?

比)
はい。毎日、きれいに掃除して清潔な環境を保っています。豚は寝る時に鼻が低い位置にあるので、床のホコリや菌が鼻から入って、病気になりやすいからです。また豚舎内はヒーター、換気扇、EM活性液の自動噴霧などで温度と湿度の管理をしています。

我が子のように一から手をかけて豚たちを育てています。

ミ)
子豚を他所から連れてきて、ここで大きくなるまで育てるのですか?

比)
病気が怖いので、うちは外部から豚を入れていません。精液だけを取り寄せ、ここで種付けをして出産させ、子豚の時から育てています。

ミ)
本当に一から手をかけて育てた豚さんたちなのですね。生まれたばかりの子豚はどうするのですか?

比)
一番最初は、母豚から出る初乳を飲ませます。初乳には免疫力を高める働きがあり、病気にかかりにくい豚になるんです。

ミ)
人間の赤ちゃんと同じなんですね。飼料も栄養を考え、いろいろ工夫されているのでしょうか?

比)
美味しい肉質にするためには飼料も大切です。ビタミン、ミネラルのバランスを考え、海草やハーブ、EMの発酵飼料を与えています。

豚たち
元気に育つ豚たちです。(豚舎の中は、部外者立ち入り禁止のため、写真は比留川さんに撮っていただきました。)

飼料
この中に比留川さんが工夫を凝らした飼料が入っています。

ミ)
発酵飼料というとどのようなものなのでしょうか?

比)
とうもろこしや大豆カス、麦、ふすまなどに、自分でEM菌と糖蜜を加えて、発酵させたものです。一度発酵した飼料は、栄養が吸収されやすく、腸内環境がよくなることによって、健康な豚に育つんですよ。抗生物質は飼料に加えていません。

ミ)
豚は月齢によって食べるものが違うそうですね。

比)
生まれたばかりは母乳中心で、その後、3ヶ月くらいまでは粉ミルクと飼料を合わせて与え、3ヶ月過ぎた頃には育成期に入り体を作る時期なので、とうもろこしやマイロ、大豆カスなどを中心に与えます。その後は肥育期と言って、太らせる時期なので、肉質が美味しくなる大麦を2割ほど飼料に混ぜ、70kgから120kg近くなるまで肥育していきます

モチモチとした肉質。脂身が甘くてとても美味しいです。
出産間近の豚
まもなく出産を迎える雌もいました。

語る比留川さん
愛情を持ってペットのように飼育することが大切。比留川さんのこだわりです。

ミ)
房総もち豚は飼育期間も長いと聞きましたが・・・。

比)
はい。通常は180日くらいで出荷するのですが、うちではそれより1ヶ月長く210日を飼育期間にしています。出荷する時の体重はだいたい120kgになり、枝肉にすると80kgほどの大きさです。

ミ)
飼育期間が長いと手間も増えて大変そうですね。他に育て方の工夫があったら教えてください。

比)
空気と水と食べ物が、美味しい豚肉の大切な要素であることには変わりないのですが、私の中でもっと重要だと思っているのは、愛情を持ってペットのように飼育するということなんです。

ミ)
具体的にはどういうことをされているのでしょうか?

比)
毎朝、「おはよう。元気かい?」と豚に話しかけながら豚舎を回っています。母豚の体にはブラシをかけてやります。だから呼べば喜んで来るくらいよくなついているんですよ。昨年の春からそういう気持ちで飼育するようになったのですが、今迄工夫してきた中で、いちばん味が変わったなと思いました。うちでは週に一回、何も付けずに焼いた豚肉を食べて味をチェックしていますから、変化がよく分かるです。穏やかに健やかに育てられた豚は美味しい豚肉になってくれます。だから出荷の時はいつも豚たちに「ありがとう」と声をかけて見送っています。

ミ)
すごく興味深いお話ですね。人間も優しい言葉をかけてもらいながら大切に育てられたら幸せですものね。その味の特徴も教えてください。

豚のこま切れ
モチモチして、脂身まで甘い美味しい豚肉です。

豚肉のチーズ巻き
薄切り肉を使って豚肉のチーズ巻きを作りました。柔らかく、きめ細かい食感をお楽しみください。

比)
鮮やかな色のモチモチとした肉質。そして身のしまりがよくて、柔らかく、きめ細かいんです。また脂身が甘くてとても美味しいです。部位ごとに特徴が違うので、味を一言では言えませんが、風味を生かすために濃い味付けをせずに、豚肉の味そのものを味わいながら食べていただけたらと思います。

ミ)
最後にミレーのお客様に何か一言お願い致します。

比)
未来を託す子供たちに安全な豚肉を届けたいのが父ちゃんの夢だから、この豚を「父夢(とむ)」と名付けました。房総もち豚父夢が子供たちの体を作るたんぱく質となって、元気に育っていってくれたらと思っています。私たちが気持ちをこめて大切に育てた豚たちです。食べる時も大切に食べてほしいですね。そしてご家族揃って仲良く楽しい食卓を囲んでほしいです。

川端えい子(風子)

豚も人間と同じように声をかけ、優しく接し、心を交流させながら育てていくことで、ストレスがなくなり、美味しい豚肉になっていく・・・比留川さんのお話はとても心に残りました。食べることは命をいただくこと・・・。そんな比留川さんの豚肉を皆さんもぜひ召し上がってくださいね。

取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2008年2月19日
 
お客様の声
 


 
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