ミ)
どのような状態で作業が行われているのですか?
大)
解体業者さんから部位別に分かれた大きな生肉が届けられます。それを即、冷凍します。うちで使ってる機械は、スライスする機械も冷凍用のものです。部位ごとにスライスされた肉は、計量されパック詰めされてから、そのまま冷凍で保存され、出荷されます。うちは出荷の段階でも全て冷凍にしているんですよ。
ミ)
部位はどんな分け方なのでしょうか?
大)
豚肉の場合、牛とは違って部位は限られています。モモ、肩ロース、ロースバラ、ヒレ、それからひき肉です。部位ごとにパックに詰めて冷凍保存され注文があったらこのミートセンターから直接出荷しています。
ミ)
ここのミートセンターは、私が想像していたよりずっと大きいのですが、何人くらいの方が働いていらっしゃるのでしょうか?
大)
我が社のスタッフは全部で60人近くで、ミートセンターには20人くらいいるんですよ。養豚担当の方が40人と圧倒的に多いのです。人工授精による繁殖や放牧、豚舎の移動などに、いかに手間をかけて豚を育てているかお分かりいただけるかと思います。
ミ)
豚肉の加工場というと、多少のにおいがあるのではないかな?というイメージがあったのですが、ほとんどにおいはありませんね。
大)
うちは機械設備と衛生管理が充実しているからだと思います。加熱設備、トンネルフリーザー、練りもの成形、真空包装等などの設備があり、肉をスライスしてパック詰めにする部門と、加工部門も分けているので、とても効率よく作業がはかどっています。
ミ)
加工品にはどのようなものがあるのでしょうか?
大)
うちの自信作は、なんと言ってもバラ肉と玉ネギなどの野菜で作った豚丼の具ですね。タレの材料は醤油、みりん、砂糖だけなのですが、醤油も国産大豆で作られたものを使うなど、こだわりがあるので、シンプルな材料なのですが、とても美味しいんですよ。またバラ肉の角煮も長時間煮こむことによって、箸でも切れるくらい柔らかな角煮になっています。秘伝のタレもとっても美味しいんですよ。
ミ)
豚の飼育にあれだけのこだわりを持っているのですから、加工品もやはりこだわりのある美味しいものが作られているのですね。
大)
そうですね。他にロース肉で味噌漬けも作っています。白味噌と醤油をベースにしたにんにく風味の味噌ダレに漬け込んであるので、焼くだけで美味しくお召し上がりいただけるんですよ。
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