ミ)
お父様が「ガンコ親父」のこだわりの焼き鳥という看板になっていらっしゃるから、そのイメージを壊さないように新しいことに挑戦していくのは、ある意味、冒険なのではないでしょうか?
ミ)
うちの店のこだわりは肉質とタレと製造方法にあります。それが美味しさの秘訣ですから、これは変わることはありません。東京の焼き鳥屋にも絶対に負けない味だと思っていますから。それをベースにした上で、ネット販売の充実や新商品の開発、飲食面での展開など、自分なりに新しいことをやっていきたいと思っています。
ミ)
お父様からは何度も美味しさのポイントをお聞きしているのですが、改めて健久さんからも、須田本店の焼き鳥やローストチキンの美味しさについて教えていただけますか?
健)
契約農家の方が飼育方法や飼料などにもこだわり、愛情をこめて育ててくれた、水郷どりというとても美味しい鶏を、絞めてから冷凍せずに、その日のうちに加工しています。鶏肉は熟成時間が12時間と短いので新鮮な方が美味しんですよ。鮮度も美味しさの秘密の一つです。また、健康に育てられているので安心です。タレも50年以上継ぎ足しながら使い続けている秘伝のタレなので、コクがあって、とても美味しいんですよ。
ミ)
鶏肉のさばき方にも工夫があるのですよね。
健)
はい。普通のお店では「吊るし切り」といって、素早くさばける方法をとっているのですが、それだと筋繊維を痛めるし、肉汁も逃げてしまうので、うちでは「手ばらし」と言って一つ一つ手で丁寧にさばいているんですよ。この方法だと時間はかかりますが、焼き上がりの味が良くなるんです。 |