水郷どりのローストチキン

香取市(旧小見川町)で創業80年。ガンコ親父が焼き続けてきた水郷どりの焼き鳥は、とてもやわらかくジューシーで、ミレーでも大人気の商品です。そして今年もまた、クリスマスにご家庭の食卓を彩るローストチキンの販売が始まります!3回目となる今回の取材は、ガンコ親父こと須田幹雄さんの息子さん、須田健久さんにお話を伺ってきました。

今年もガンコ親父のローストチキンの季節がやってきました。

ミレー風子)
こんにちは。確か第1回目の取材の時、おじい様とお父様そして健久さんの3人が店頭に並んでいる写真を撮らせていただきました。3代にわたって美味しい水郷どりの焼き鳥を追求しているなんて、とてもすばらしい事だなあと思いました。健久さんはこのお店で働くようになってどのくらい経つのですか?

健久)
3年です。帰ってこようと思ったのは、父がネット販売を始めて、仕事が忙しくなってきたことがきっかけでした。その後、私がネットの方の責任者をやるようになりました。でも今も店の顔はやはり「ガンコ親父」である父ですから、私はまだまだなんですよ。

須田健久さん
ガンコ親父が代名詞の須田本店の4代目、須田健久さんです。

ミ)
学校を卒業してからすぐにこのお店で働き始めたというわけではないのですね。

健)
経済学部を卒業してから、銀座にある有名な焼き鳥屋で3年間働いていました。焼き鳥も美味しかったし、とても人気のある店だったので、接客やメニューなど、いろいろなことを勉強できました。

ミ)
小さい頃からお店の焼き鳥を食べていらっしゃるから、他店の焼き鳥の味にはあまり馴染みがないのではありませんか?

健)
そうなんですよ。学生時代に東京で暮らしていた時、焼き鳥が食べたくなって近所で買って来たことがあるのですが、肉はパサパサだしタレの味もよくないし、正直言ってあまり美味しい焼き鳥ではなかったんです。でもその銀座のお店の焼き鳥はとても美味しくて、焼き鳥の可能性を感じたんですよ。

ミ)
そこで働きながらいろいろ学んでいらっしゃった経験を、このお店にも生かしているのですね。

須田本店
須田本店は、今年の7月に店舗を改装しました。

店内
店内で出来立ての焼き鳥が食べられるのが魅力です。
健)
この店舗、実は今年の7月に改装したんですよ。その時に、店内で焼き鳥が食べられるカウンターを作ったんです。今まではただ焼き鳥の販売だけだったのですが、油ギトギトのイメージが強い肉屋を、おしゃれで美味しい焼き鳥屋にしていけたらなと思ったんです。

ミ)
お店の中でも食べられるなんていいですね。

健)
そうなんですよ。ランチには千葉県産の材料にこだわって作った親子丼などもあるんですよ。

ミ)
お客様の反応はいかがですか?

健)
出来たての味がその場で食べられるので喜んでいただいています。いつか鶏料理のコースなどもやりたいと思っていますし、ジャズが流れているおしゃれな店にしたいんです。

鶏肉の質とタレの製造方法が須田本店のこだわりです。

ミ)
お父様が「ガンコ親父」のこだわりの焼き鳥という看板になっていらっしゃるから、そのイメージを壊さないように新しいことに挑戦していくのは、ある意味、冒険なのではないでしょうか?

ミ)
うちの店のこだわりは肉質とタレと製造方法にあります。それが美味しさの秘訣ですから、これは変わることはありません。東京の焼き鳥屋にも絶対に負けない味だと思っていますから。それをベースにした上で、ネット販売の充実や新商品の開発、飲食面での展開など、自分なりに新しいことをやっていきたいと思っています。

ミ)
お父様からは何度も美味しさのポイントをお聞きしているのですが、改めて健久さんからも、須田本店の焼き鳥やローストチキンの美味しさについて教えていただけますか?

健)
契約農家の方が飼育方法や飼料などにもこだわり、愛情をこめて育ててくれた、水郷どりというとても美味しい鶏を、絞めてから冷凍せずに、その日のうちに加工しています。鶏肉は熟成時間が12時間と短いので新鮮な方が美味しんですよ。鮮度も美味しさの秘密の一つです。また、健康に育てられているので安心です。タレも50年以上継ぎ足しながら使い続けている秘伝のタレなので、コクがあって、とても美味しいんですよ。

ミ)
鶏肉のさばき方にも工夫があるのですよね。

健)
はい。普通のお店では「吊るし切り」といって、素早くさばける方法をとっているのですが、それだと筋繊維を痛めるし、肉汁も逃げてしまうので、うちでは「手ばらし」と言って一つ一つ手で丁寧にさばいているんですよ。この方法だと時間はかかりますが、焼き上がりの味が良くなるんです。

語る健久さん
「ネット販売の充実や新商品の開発、飲食面での展開など」新しいことにも意欲的な健久さんです。

秘伝のタレ
秘伝のタレは50年以上継ぎ足して使っています。

焼き鳥を焼く健久さん
鶏肉のさばき方にもこだわっいるので、焼き上がりの味が違います。
オーブンでじっくり、ふっくら、焼きあがったローストチキンです。
ローストチキン
クリスマス用のローストチキンの仕込みの最中です。

タレの塗りなおし
オーブンでじっくりと焼き、タレを何度も塗ります。ふっくらとしてやわらかい焼き上がりです。

ミ)
クリスマス用のローストチキンの仕込みももう始まっているようですね。

健)
はい。毎年、クリスマス前は厨房もお店も戦場のようになるので、業者様か らのご注文分なども含めて、早め早めに仕込みを開始しています。私自身はネット販売の方の責任者を担当しているのですが、現場での作業も好きなので、焼き鳥も焼きますし、仕込みもやっています。

ミ)
ローストチキンの焼き方なども教えていただけますか?

健)
ミレーにお出ししているのは生後50日くらいの中雛という若鶏です。肉質がとてもやわらかくて特に美味しいんですよ。それを塩、日本酒、みりんを入れた調味液に一晩浸して下味をつけます。その後、にんじんやキャベツなどを敷き詰めた天板に乗せ、オーブンでじっくりと90分くらい焼きます。天板に野菜を敷き詰めると、乾燥を防いでくれるので、ふっくらと焼きあがるんですよ。タレは焼いている途中に何度かに分けて塗っています。

ミ)
どんなお気持ちでお作りになっているのですか?

健)
お客様に、本当に美味しい焼き鳥を食べていただきたい・・・という一心で すね。そういう意味でも、うちの焼き鳥は自信を持っておすすめできる商品なんですよ。

ミ)
ガンコ親父に続く息子さんも、やはりお父様の血を引いて?ガンコなのでしょうか?

健)
私の場合のセールスポイントは、若さで突き進む・・・ということでしょうか? 今ある美味しさを残しながら、新しいものにも挑戦していきたいですね。

ミ)最後に、ミレーのお客様に一言お願いします。

健)
育て方から、さばき方、焼き方、タレまでこだわりぬいた美味しい水郷どりのローストチキンです。代々、ガンコに焼き続けてきた美味しさは、いろいろなお客様にご好評いただいてます。クリスマスにはぜひご家族でお召し上がりくださいませ。

須田親子
「ガンコ親父」と「若さで突き進む」息子の健久さんです。クリスマスは須田商店のローストチキンをお楽しみください。
風子 お話している途中に、野菜を敷き詰めた天板の上に乗って、こんがり色づいた美味しそうなローストチキンが焼きあがりました。
焼き鳥を焼きながらお話して、今後のお店への展開にも目を向けていく・・・さすがガンコ親父の須田幹雄さんの息子さんだけあって、これからが楽しみです。
皆さんもクリスマスには美味しい水郷どりのローストチキンをどうぞ!
取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2006年11月20日
 
お客様の声
 


 
トラックバック
 
clear.gif