高級食材の代名詞の1つである、伊勢海老(いせえび)。三重県伊勢の名を冠してはいますが、国内の漁獲量が一番多いのは、実は千葉県なのだそうです。全国に先駆けて、千葉県でイセエビ漁が解禁になるのが8月。
「昼の1時に、よーいどん!のオリンピック方式で網を仕掛けにいくんだよ。ほんっとに、よーいどん!で、一斉に船が沖に向かうんだからねぇ。昔ながらのというか何ていうか、先進国でこういう方式のことをしてるのは日本くらいなんじゃないかねぇ」
足の速い船がより良い漁場を確保でき、それ以外の船が続いていく。まさに弱肉強食なんですよ、と、中村さんは苦笑します。
「こいつを頼りに網を張るんですよ」
と見せてくれたのは、魚群探知機の写真。(通称「ぎょたん」)
「イセエビは岩礁に隠れてるんですよ。だから、(ディスプレイ下部に表示される)ギザギザが多いところを狙うの」
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