風楽のさつまいものタルト

みなさんこんにちは。お芋のおいしい季節になりましたね。無農薬のサツマイモをたっぷり使ったタルトを、ミレーのお客様にお届けできたらなあと風子はこのところ、ずーっとおいしいタルトを研究していました。そしてついに「おいしい!」と自信をもっておすすめできるタルトが完成しましたよ~!さてさて、どんな所で作っているのか、おいしさの秘密は何か、じっくり取材してきましたよ。・・・なーんていつもみたいに自分で書くとヘンなので、今回は風子自ら水先案内人となって、風楽の厨房をご紹介させていただくことにしました。お相手は風子と、風子の右腕であり、頼もしい調理の生き字引、そして風楽の最長老?「サッチーおばさん」でーす。

*風楽は無農薬野菜と玄米を使って料理している玄米食レストランです。もちろんお菓子も全て手作りしています。昨年、早川店長にも遊びに来ていただいて、ミレーのメルマガでも取材していただきました。前回のメルマガも合わせてお読み下さいね!

 

風子のお店で作るおいしいタルトをご紹介。

ミレー風子)
サッチー、今日はミレーのメルマガ読者のみなさんに、風楽をご紹介することになったので、サツマイモのタルトを一緒に作りながら話しましょう。

サ)
風子ちゃん、私のことを長老なんて呼ばないでちょうだい。それにサッチーおばさんじゃなくて、お姉さんと言ってちょうだいよ。

ミ)
はいはい。サッチーお姉さん。何と呼んでもいいんだけど、写真も一緒にのるから、若作りしてもバレちゃうんだけどな。お互いに・・・。さっそくなんですがこれが切ったサツマイモ。無農薬で生産している栗源町の田中さんの紅東(ベニアズマ)を分けていただきました。

サ)
本当にこのサツマイモは、甘くておいしいのよね。料理にだったら皮ごと使うんだけど、お菓子だから色もよくしたいので、皮をむきました。よく蒸してから、マッシュします。お菓子によってはキレイに見せるために着色するものもあるようですが、風楽では着色料は使わずそのままの色で食べていただくようにしています。

ミ)
いつも料理しながら思うんだけど、素材がおいしいと何でもおいしいよね。料理は素材が命って本当だなあって思います。

サ)
それに今回のサツマイモタルトは小麦粉も国産小麦の全粒粉なので、粉の風味が良く、自然な甘さがあっておいしんですよね。

ミ)
クリームたっぷりのケーキはケーキの専門店さんに作ってもらえばいいんですよね。デコレーションとかはやっぱりかなわないし。風楽は素材の良さと安心、そして手作りならではの素朴な味をお届けしていきたいですね。

サ)
そうよね。砂糖は白砂糖ではなく、素製糖やてんさい糖を使っているし、もちろん無添加だし、何を使っているかハッキリわかるし、手作りの風味たっぷり!そこが風楽の特徴だからね。

 

生産物:さつまいもタルト他
所在地:千葉県成田市

 

風楽店内
風子のお店、風楽にご案内します。

焼き物
アジアの雰囲気一杯です。ちょうど焼き物も展示してあります。

 

風子とサッチー
風子のパートナー「サッチー」とさつまいものタルトを作ります。がんばるぞ!

 

素材を最大限に生かして作ります。いつも心がけています。

ミ)
お芋の皮をむいて加熱して、マッシュして・・・野菜を使うケーキというのは、野菜をまず加工しなくてはいけないから、普通のケーキを作るよりも手間がかかりますね。

サ)
でも、食べていただく方の喜ぶ姿を思い浮かべると、そうした手間がおいしさを作るんだって思うんですよね。料理は手間隙かけないと、おいしいものはできないと思いますよ。手間隙かければそれだけおいしくなります。

ミ)
サッチーのそういう姿勢はさすが年の功?!というか、一緒に仕事していても、いつも見習わなければいけないなあと思います。

サ)
お菓子もお料理もちょっとした手間でぐーんとおいしくなるってことがあるからね・・・。それにこのサツマイモはとっても甘いから砂糖も控え目でいいし、栄養たっぷり。食物繊維もあるし、ビタミンB1、B2、Cなども豊富だから、積極的に摂りたい食品ですよね。こんないいお芋を分けていただいているのだから、その素材を最大限に生かして作っていこうと思う気持ちは忘れたくないですね。

ミ)
本当にそう思いますね。お芋と言ったら、ふかし芋や焼き芋が定番ですが、他にもいろいろおいしい食べ方をご紹介していけたらなあと思って、今回はタルトを作ってみました。サッチーはこのタルトのおいしさの秘密って何だと思う?

サ)
素材がいいというのが一番!。味はサツマイモだけだと単調になりやすいので、相性のいい紅玉をリザーブ(リンゴを砂糖と一緒に甘く煮たもの)にして中に入れている所がポイントですね。甘さと酸味のバランスがとてもいいから、おいしいんだと思うわ。

ミ)
今回のタルトはお菓子の本を見ながら作ったのではなく、レシピからおこしたオリジナルだから、味はサッチーと分量を量りながら、このくらいがいいかな、もう少しかな・・・って味を見て決めていったでしょ?おかげでこのところ、ずーっとタルトばかり食べていて、ますます太ってしまいましたが、サッチーはどんな点が大変だった?

サ)
そうね。お芋の種類によって甘さが違ったり、蒸す、茹でる、焼くなど、加熱の方法によっても味や固さ変わるから、その度に分量を変えていかなくてはならなかったことかな。それにムラサキ芋のタルトも作ったでしょ?同じお芋でも紫いもとサツマイモでは全然味が違うので、レシピをかえなくちゃいけなかったよね。ムラサキ芋はそれ自体には甘みが少ないけれど、特にリンゴの酸味がとっても引きたつってこともわかったし、合わせるものによって味がどんどんよくなっていくから、とても加工のしがいのあるお芋ですね。

ミ)
でもあのムラサキ芋の色って、本当に鮮やかなムラサキだよね?

サ)
加熱されると、より鮮やかなムラサキになっていくから、タルトが焼きあがってオーブンを開けた瞬間はビックリでしたねえ・・・。まるで着色したみたいな色だったから。

ミ)
自然の色だけでここまでの色が出るというのも不思議ですよね。まさにアントシアニン(ポリフェノール)。抗酸化作用があって、今、健康志向の方には話題ですよね。そう言えば田中さんが言っていたけれど、ムラサキ芋のこの色が虫やネズミを寄せ付けないんですって。一緒に納屋に置いておいてもネズミはサツマイモの方だけをかじるんだそうですよ。虫もつきにくいそうですよ。

サ)
店の玄米に入れている黒米もそうよね。普通の玄米よりも虫がつきにくいと思うわ。黒米もアントシアニンがたっぷりだものね。

 

 

サツマイモ
サツマイモは無農薬で栽培されたものです。

 

芋の皮をむくサッチー
まずはサツマイモの皮をむきます。

 

いもをマッシュします。
マッシュする手に力が入ります。

 

マッシュされた芋
大分マッシュされました。

 

オーブンを開く
オーブンの扉をひらいて焼き上がりを見ます。緊張の一瞬です。

 

ムラサキ芋のタルト
ムラサキ芋のタルトが焼きあがりました。

 

紫色のタルト
本当にきれいな紫色ですが、もちろん着色料は一切使っていません。

 

素朴なんだけど、一つ一つの材料が生かされている味を目指します。

ミ)
ムラサキ芋のタルトはお店でお出しすると、いつもお会計の時、「ムラサキ芋をあんな風にタルトにして食べたのは初めてだけど、とてもおいしかったです」と言っていただきますね。羊羹などの加工品はあるようですが、タルトは珍しいのかもしれませんね。

サ)
全粒粉のざっくりした甘さとお芋のホクホク感とリンゴの酸味が妙に合うんだよね。素朴なんだけど、その分、素材の旨さが生きているっていうか、一つ一つの材料の味がみんな生かされていている感じの味にしたかったからね。

ミ)
ただお芋をマッシュしただけなら、そんなにたくさんは食べられないよね。そこにこのタルトのおいしさがあるのかなあって思うんだよね。

サ)
ミレーのお客様に私はお会いしたことがないけれど、風楽で作ったタルトを食べていただくことでお会いできたような気持ちになれて嬉しいです。もちろん全て手作りだから作れる量には限りがあるのですが、店でも人気のタルトだから、きっと喜んでいただけると思いますよ。

ミ)
わあ、いい匂い。焼きあがりましたよ~。オーブンから出す時って、毎回、幸せな気分になるよね。あー、今日もおいしそうに焼けて幸せだわ~。さっそくお茶にしましょう。

・・・ということで、
今回はミレーのお客様に季節限定で旬のサツマイモを生かしたお菓子をお届けすることになりましたが、まだまだ風楽には自信をもっておすすめできるケーキがたくさんあります。ミレーでスイーツ販売開始の準備が整い次第、タルトをお届けしていきますね。そして、順次様々な種類のケーキをご紹介していけたらなあと思っていますので、よろしくお願いしまーす!

取材:2004年11月5日

 

 

さつまいものタルト
サツマイモのタルトもこんがり焼きあがりました。

 

コーヒーとサツマイモのタルト
コーヒーと一緒に召し上がってはいかがでしょうか?

 

ぜひご賞味ください。
午後のゆったりとしたひとときに、ぜひご賞味ください。

 

風子とサッチー
私たちが一生懸命作ります。

 

 
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さつまいも料理のレシピ(2007/01/15 02:20)
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