精華堂あられ総本舗
こんなにいい材料を使って手作りしているあられがあったなんて!それが風子が初めて精華堂のあられを食べた時の感想です。以来すっかり精華堂あられファンになってしまい風子のお店「風楽」でも販売させていただいています。今回、あこがれの精華堂清水社長のところへ取材に行く事ができました。こだわりのある、とても素敵な方でした。
こだわりのあられを作っている精華堂に行ってきました。

ミレー風子)
こんにちは。今回、ミレーでもあられの販売は初めてなんですよ。精華堂さんのこんなにすばらしい商品を扱わせていただけるなんて、とても嬉しく思います。

清水精二)
精華堂の「精華」というのは日本で一番いいもの、優れているものを作ろうという思いから命名された店名です。創業70年、私で2代目になります。お店の理念を守り、よりよいものを作り続けようとこれまで研究しながらやってきました。

清水精二社長
精華堂あられ総本舗の清水精二社長にお話をうかがいました。
ショールームの中
町のおせんべい屋さんのような雰囲気いっぱいです。

せんべいの試食コーナー
いろいろな種類のせんべいやあられがあります。

ミ)
ここはショールームにもなっているのですね。

清)
はい。現在、あられやお煎餅を作る工場は宮城県にあって、都内には倉庫が一箇所、そしてここは町のおせんべい屋さんのような形を取ってショールームにしています。地元の皆さんに商品を知っていただけたらと思ってオープンしているんですよ。

ミ)
精華堂さんのあられは美味しいだけでなく、材料もきちんとしたものをお使いになられていますが、創業当時からそういうものを作っていたのですか?

清)
創業は昭和の初期だったので、工場も東京大空襲で全焼するなど、材料を吟味できるような時代ではありませんでした。私が仕事をするようになって足立区に工場を移転した頃から、伝統的な技術を生かしてさらに美味しいものを作るにはどうしたらいいのかと、商品開発に力を入れはじめました。あられの原材料となる美味しいもち米を探して全国各地を歩いたんですよ。いくつか候補があったのですが、味に納得できたもち米が無農薬で作られたものだったのです。

ミ)
とてもいい生産者さんとの出会いがあったそうですね。

清)
そうなんです。まだ有機栽培という言葉が一般的になるずっと前から農薬を使わずにお米を作っていた石井農園グループの方たちとの出会いは運命的なものでした。全国米食味分析鑑定コンクールで金賞を受賞した宮城県の黄金餅というもち米の生産者です。その美味しいもち米と水を求めて宮城県に工場を移転させたくらいですから。

ミ)
農薬の危険性は当時から認識されていたのですか?

清)
疎開先の叔母が皮膚がんになりました。おそらく農薬によるものだと思っていますが。また昭和40年代は有吉佐和子の「複合汚染」の時代とも重なり、自分なりに安心して食べられる食べ物について勉強をしてきました。

JAS認定も取得。安心して食べられるあられやおかきです。
店内の表示
店内にも素材へのこだわりが書かれていました。
ミ)
お米だけではなく調味料も本当にいいものをお使いになっていらっしゃいますね。

清)
はい。醤油は有機国産丸大豆醤油、自然塩、有機砂糖、農薬を使っていない紅花油など、素材全てを全国各地から美味しいもの、安心して使えるものをと探し歩いて厳選しました。そして、昆布やかつお節で出汁をひき、化学調味料など一切使わずに、無添加で安心して食べられるあられやおかきを作ってきました。

ミ)
私の店でも最近、精華堂さんの商品をおかせていただくようになったのですが、お客様が原材料を見てこんなにいいものを使っているなんて!とビックリされていますよ。

清)
「美味しい=安心・安全=体にも良い」ですからね。それをきちんと消費者の方にもお伝えできるように生産工場は平成13年に有機JAS認定を取得しています。米菓の工場で有機JAS認定を受けているのは、現在、国内に一社しかないんですよ。商品も一つ一つJAS認定を取得してきました。今年の秋にはうるち米も無農薬のものを使用して全商品JAS認定を取得する予定です。

ミ)
うるち米の商品もあるのですか?

清)
一般的にあられやおかきはもち米を、おせんべいにはうるち米を使用しています。

ミ)
あられやおかきの作り方を教えていただけますか?

清)
まず精米したての米を洗って蒸してつきます。うちでははここにくず米や米粉は一切混ぜていません。水は奥羽山脈から湧き出る天然水を使っています。蒸しあがった生地(餅)を職人が手でのして成型します。そして余分な水分を取るために陰干しで自然乾燥をさせます。その後、炭火で焼いたり、紅花油で揚げたりという工程に入り、あられやおかきが出来上がるのです。

ミ)
写真を見せていただいたのですが、生地をのす作業も手でやっていらっしゃるのですね。

清)
はい。手でのす方が、きめが細かく美味しいものになるからです。ここで焼き上がりに差がでますね。


JAS認定書
JAS認定書が貼られていました。

おかきを揚げる
おかきを揚げています。揚げたてのおいしい香りが漂います。
香ばしくておいしいあられです。ぜひお試しください。
揚げたてのおかき

揚げたてのおかきはさくさくで香ばしくて、とってもおいしいです。


ぜひお試しください。
まだまだ新しい商品も開発中です。安心して食べられるおかきやあられを、どうぞお試しください。
ミ)
原材料から製造工程まで、美味しくて安心して食べられるものを作っていこうとされる姿勢が守られているのですね。

清)
一貫してそういう姿勢を守り続けてきた実績がお客様の信頼にもつながっていくのだと思います。揚げおかき、げんこつ揚げ、炭火焼きなどの商品は全国菓子博覧会でも数々の賞を受賞してきました。また新聞や雑誌などにうちの商品を紹介していただいたり、テレビやラジオなどの出演も増えてきましたね。

ミ)
商品数がすごくたくさんあって、私は未だに商品名が覚えきれません。原材料と製法にこだわりながら、新商品開発にも力を入れていらっしゃるのですね。

清)
はい。新製品会議というものを定期的に行っています。たとえばチーズサンドおかきなんて、今ではたくさんありますが、元祖はうちなんですよ。少しでも美味しいものを美味しくお届けしようと思って、今までいろいろな商品を開発してきました。

ミ)
ミレーのお客様にどういうことをお伝えしていきたいですか?

清)
私は食べてくださる方に感動していただけるような商品、身体が要求する商品を作っていきたいと考えています。そして、食べ物は体を作っていく一番の基本なので、日常の食事はすごく大切なものだと思っています。私たちは子孫によりよい環境を残していく責任があります。現在、農薬を使用することによって大気、土壌、水質汚染が広がっています。でも、もし農薬を使わずにお米を栽培することができたら、随分と環境への負担は減ってくるでしょう。私たちの仕事を通して、ささやかですが有機農業の理解や、実践への啓蒙活動のようなことができたらと思っています。

ミ)
本当にすばらしいお仕事だと思います。どうぞこれからも美味しくて安心して食べられるあられやおかきを作り続けてくださいね。

風子 精華堂さんのあられはご家庭のお茶の時間にもちょっとした手土産などにも最適です!厳選された材料つかって伝統的な製法で作られた、安心して食べられる香ばしくて美味しいあられ。ぜひみなさんもお試しくださいね。
取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2006年8月16日
 
お客様の声
 


 
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