果物の王国でもあるタイは、今、南国フルーツが旬。ドリアンはじめマンゴスティン、ランプータン、バナナ、マンゴなどが屋台にはたくさん並んでいます。ソムという、みかんの皮をむいて圧縮機で絞ったジュースが風子は大好きで、街角で何度も買っては飲んでいました。果汁100%のフレッシュジュースが20バーツ。ミネラルウォーターとほぼ同じ値段です。
空港のベンチではほとんど寝られなかったので、歩き回る前にまず柔軟体操?街角のマッサージ屋さんで体をほぐしてもらうのです。風子のお気に入りは、ロイカオと言ってマッサージスクールもやっている老舗のマッサージ屋さん。建物も地味ですが技術は確かなので、私はここのマッサージが大好き。全身を軽くマッサージしてから、薬草をガーゼに包んでスチームしたアツアツのものを体にパッテイングしてもらいます。2時間で500バーツ。施術の後は、全身、真黄色になります。以前、帰国する日の午前中にこれをやってもらってそのまま帰ってきたら、空港に迎えに来た友人が私の顔色を見て、タイに行って黄疸が出たのではないかと真剣に驚かれてしまったという笑い話もあるほどです。でも薬草の成分が体に染み渡って本当に「効く~」と言う感じなのです。いわゆる「タイマッサージ」というのは、体を大きくひねったり伸ばしたりと激しい動きをするので風子は好きではありません。
体がラクになったので、そのまま町を歩きながら馴染みの店を見て回り、夏物の衣類などをいろいろ買っていきます。タイの洋服屋さんは、ほとんどの店にレジがなく、買ったものを一つずつ伝票に書いていくので精算にとても時間がかかります。もう顔なじみなので商品はホテルまで運んでくれるため、荷物は持たないで大丈夫。以前は暑い中、重たい荷物を抱えながらホテルまで歩いていたのですから、ラクになったものです。
それにしても本当に暑いです。お化粧をしない風子ですが、さすがにこの紫外線が気になるので、日焼け止めを何度も塗りたくり、帽子を深くかぶって日焼け予防。
お昼はインド人のやっているカレー屋さんへ。タイは仏教国なのであちらこちらに寺院がありますが、この辺りにはイスラム教徒も多く、ベジタリアンレストランも多いので、風子は大助かり。タイに来たら、屋台という最も安くて手軽な食文化に触れること、そして一流ホテルの高級レストランにもせっかくだから入ってみること。これがタイのおいしさを両面から楽しむ秘訣だと思います。
私は市場を歩きながら屋台で売られているものを見るのが好きです。こんなものまで売っているの?と思うもの、たとえばビニール袋に入れて飲むインスタントコーヒー、ジューサーにかけたジュース、ココナッツミルクを入れて作るタイ風フルーツポンチ、ガイヤーンと言われる焼き鳥、なまずのから揚げ、アヒルの焼き物、腸詰の肉(ウインナー)の丸焼き、揚げ菓子や焼きバナナ、色とりどりの怪しげな粉(着色料の宝庫!)を混ぜて作るドリンク・・・などなど屋台だけでもあらゆるものが食べられます。
3時すぎた頃から通りにリヤカーのようなものが集まってきます。これがチェンマイで有名なナイトバザールの準備です。あれよあれよと言う間に通りの左右にはリヤカーが立ち並び、そのままお店に変身。服からブランドのコピー商品、おもちゃ、食べ物までたくさんのおみやげものが、こうこうと光る裸電球の下に並べられていきます。
ほとんどが観光客相手のおみやげもの屋さんなので、店で売れるようなものはあまりないのですが、それでも歩いていると掘り出し物がたくさんあって面白い。山岳民族のアカ族も自分たちで作ったアクセサリーや衣装などを売りに現れます。
夕食はバザールの中にある店で、野菜炒めとフライドライス(チャーハン)を食べました。数あるタイ料理の中でも私は野菜炒めが一番好きで、タイの野菜文化の豊富さにいつも感心してしまいます。
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