風)
他にもこれから加工品として作っているものがありますか?
三)
その時に捕れた旬の魚を使って、海の天気と相談しながら作っていくのですが、6月中旬からホッケの燻製とソーセージ、7月はホタテやホヤの加工品、8月は鱒の燻製とソーセージ、9月は鮭の燻製とソーセージが出せる予定です。
風)
その時々で水揚げされたものでおいしい加工品を作るのですね。ミレーのお客様にも順次お届けしていけるといいですね。ソーセージなどももちろん無添加で作っていらっしゃるのですよね。
三)
もちろんそうです。ホッケは骨、尾などをブツ切りにしてそのままミンチしています。鱒や鮭のソーセージは頭、骨、尾を柔らかく煮てすりつぶしてから、身と一緒にミンチしています。どれも自然塩だけで調味した丸ごとのおいしさです。食べられるものは全部いただこうと思っているので、骨なんかも捨てたくないんですよね。
風)
魚をさばくのもご自分でやっていらっしゃるとお聞きしたので、本当に「全て手作り」なんですね。そう言えば加工する小屋もご自分でお作りになったとか。小屋まで手作りなんて、何でもできてすごいですね。
三)
器用貧乏という奴ですか。何でもやってみるけど中々お金にはならないですけどね・・・。
風)
あはは。私と一緒です。こういう時代ですから全うなことをして稼ぐというのは本当に難しいものですよね。でもお好きなことをやっていらっしゃるので楽しそうでいいですね。好きなことをしながら暮らしていけるというのは実はとっても有難いことなんだなあと、この頃思えるようになりました。ところで三尾谷さんがこれからやっていきたいというようなことはありますか?
三)
添加物なんか入れなくてもおいしい加工品が作れるんだから、そんなことを教えられるような、食べ物塾みたいなものが作れたらいいなあと思っています。知床の方に古い廃校があるんですよ。そこを借りて手直ししてもし使えるようだったら、そこで泊まって作って、一緒に呑んで・・・というような楽しい場所を作っていくことが夢ですね。
風)
とっても楽しそうな夢ですね。私も行きたいな。そういう場創りみたいなことがお好きなんですね。最後にみなさんにお伝えしたいことが何かありますか?
三)
化学調味料の味にごまかされたりしないで、本当の素材のおいしさを知ってほしいと思っています。そしていつまでもキレイな海を見ながら旨い酒が呑みたいから、海を汚す合成洗剤や原発、農薬なんかはなくしていきたいね。それと北海道に遊びに来ることがあったらぜひ寄って下さいね。どなたでも大歓迎ですので。
店にふらりとお立ち寄りいただきながらお話することができたとても楽しいインタビューでした。多分いろいろたどっていけば、共通の知人もいっぱい出てきそうです・・・。
自然を身近に感じながら、納得のいく暮らし方を選んでいく・・・というのは大変なことかもしれませんが、とても楽しそうです。みなさんも北海道の大自然を思い浮かべながら、「海歌洞」の手作り白子燻製をぜひ召し上がって下さいね。
取材:2004年5月28日 |