風子 鯛三 風楽のスイーツ

仕入れ担当の根本さんから「また新しいスイーツを何か作ってもらえませんかねえ~」というご相談を受けたので、風子は「今度は何がいいだろう?」ってずっと考えていました。そこで今回は、いろいろな種類を少しずつ食べていただけるような焼き菓子セットをお作りさせていただくことにしました。国産小麦で焼いた風楽の自慢の手作りクッキー3種類とおかげさま農場のにんじんで作ったマフィンの詰め合わせ!これ一箱あれば、ティータイムをたっぷりお楽しみいただけるようなセットです。実際に作っている厨房の様子を、今年から風楽に来てくれた板前の鯛三さんと一緒にご紹介しますね!

風子と元板前の鯛三で新しいスイーツをご紹介します。

ミレー風子)
今回はミレーにお届けする新しいスイーツとして、風楽でも人気のクッキーとマフィンを焼くことになりました。鯛三さん、私が作っている様子をデジカメで撮影してくださいね。作りながら、ミレーのお客様に美味しさの秘密をお伝え話していきましょう!

鯛三)
風楽で働くようになって約2ヶ月になるのですが、風楽のスイーツは本当に何を食べても美味しいのでいつも感動してます。だからミレーを通してたくさんの方たちにこの美味しさをお届けできるのは嬉しいですねえ。素朴な疑問なんですが、美味しさの秘訣はやっぱり材料が違うからなんでしょうか?

ミ)
小麦粉は全て国産の小麦粉を使っているので、風味の良さが一番のポイントになるかと思います。

鯛)
砂糖も粗製糖という精製されていない砂糖を使っていますね。

ミ)
粗製糖で作ったスイーツを日常的に食べるようになると、白砂糖で作ったものとの違いがはっきりわかるようになります。白砂糖は軽くてあっさりした味なんですね。

風子
風楽の店主、風子です。風楽特製のおいしいスイーツをご紹介します。

鯛三
風楽に来て2ヵ月、元板前の鯛三です。
粗製糖
砂糖は粗製糖を使います。コクがある優しい甘さです。

おかげさま農場のにんじん
マフィンには、ミレーでおなじみおかげさま農場のにんじんを使います。

にんじんをすりおろす
にんじんは手ですりおろします。

鯛)
わかるわかる。粗製糖だと何かコクがあるというか、優しい甘さなんですね。いいあんばいの甘味だなあと思います。

ミ)
今回はいつものマフィンにちょっと一工夫をして、おかげさま農場のにんじんをすりおろして混ぜることにしました。

鯛)
おかげさま農場と言えば、高柳さんの所ですね。俺も風子さんと一緒に稲刈りのお手伝いに行かせてもらって、昔ながらの農業を今も実践している農家さんのお話を聞けて楽しかったです。高柳さんの所は味噌や醤油、なたね油なども自給していて、すごいなあと思いました。そんなおかげさま農場のにんじんをスイーツに加工できるなんて嬉しいなあ。

ミ)
風楽ではキャロットケーキも定番スイーツですものね。今回はマフィン生地を作って、そこにすりおろしにんじんを加えることにしました。

鯛)
機械を使わずに、にんじんを手ですりおろしているので、こりゃ本当に全部手作りしているんだなって驚いちゃいましたよ。

ミ)
機械の方が作業自体は楽なのですが、どうしても水っぽくなってしまうので、手で一本ずつすりおろすようにしているんですよ。大量に作っているわけではないから、手でやれる範囲のことだったら、やってみようかなという感じですね。

クッキーに米粉やお茶を使ったり、レシピのアイディアは尽きません。

鯛)
今までにも何種類かのクッキーを試食させてもらって、みんなそれぞれ美味しいなあと思いました。今回はその中から選ぶのが大変だったでしょ?

ミ)
本気でどれにしようか迷っちゃいましたが、今回は柚子のクッキーと、オートミールとレーズンのクッキー、そしてお茶の葉クッキーの3種類にしました。

鯛)
お茶の葉クッキーは新作ですね。

ミ)
そうなんですよ。最近、米粉が話題になっているので、米粉でクッキーが焼けないかなあと試作してみたんです。それで米粉はお団子にするくらいだから、お茶の葉との相性がいいんじゃないかなと思って、無農薬のお茶の葉をミルで挽いて生地に入れてみました。

鯛)
俺も日本茶が大好きで毎日飲んでます。日本茶は飲むよりも食べた方が栄養の摂取量が多いそうですね。米粉も相性が良くて食べたらサクサクっとした歯ごたえがたまらない。小麦粉のクッキーとはまた違った風合いで美味しかったです。

ミ)
鯛三さんは研究熱心なので、一度私の方でレシピを決めてしまって、やり方を教えれば、丁寧に作ってくれるので助かります。今回は私が焼きましたが、これからは鯛三さんもお願いしますね。

オートミールとレーズンのクッキー
オートミールとレーズンのクッキーです。

柚子のクッキー
柚子のクッキーです。

お茶
クッキーの材料にお茶を使ったり、アイディアは尽きません。
クッキーを焼く風子
ようやくクッキーが焼きあがりました。

鯛)
オーガニックの世界を勉強したくて、風楽へ来たのでスイーツ作りもどんどんやらせてください!

ミ)
この前の豆乳チーズケーキもほとんど鯛三さんが焼いてくれたんですよね。食べてくださった方から感想なども聞かせていただけると嬉しいですね~。

鯛)
寿司や蕎麦、懐石料理などいろいろな店でやってきた板前の仕事は、和食中心で、スイーツは未知の世界でした。風楽に来たからにはどんどん美味しいスイーツもマスターして、オーガニックの懐石をデザートまで全部自分で手作りしたいですね。とにかく幅広く何でも作りたいので、このクッキーとマフィンも次回からは俺が焼きますよ。

ミ)
新しいスイーツを作る時はまずレシピおこしが一番の悩みの種です。でも、美味しいレシピができたので、これから少しずつ、ご注文いただいた数だけ心をこめてお作りさせていただきます!!鯛三さん、がんばりましょうね!

素材にこだわり、心をこめて作っています。ぜひお召上がりください。

鯛)
にんじんをすりおろしていると高柳さんの顔が浮かんでくるので、皮ごと無駄にしないで、最後まで使いきろう、大事に使わせてもらおうって思っちゃいますね。作り手の顔の見える食材を使うってそういうことなんだなあ、すごく豊かなことなんだなあと、ここへ来てから実感するようになりました。今までの仕事では作り手の顔が見える食材なんてほとんど出会うことがなかったですからね。

ミ)
ミレーでは野菜一つにも生産者さんのお名前が公開されているし、風子のメルマガでは農家さんを取材して、お顔と合わせてご紹介しているので、ネットでのお買い物でも「顔の見える商品」をお届けしていけるんですよ。だからこのクッキーやマフィンも風子や鯛三さんの顔を思い出しながら、美味しく食べていただけると嬉しいですね。

鯛)
心をこめて作っているスイーツですからね♪

ミ)
そうだ。鯛三さんの顔も紹介しなくちゃいけないから、最後に店の前で一緒にマフィンを持って写真を撮りましょう!

鯛)
じゃあ、パクっとかじりついている所を撮ってもらおうかな?!

ミ)
ダメダメ!これはお店に並べる分ですよ!ミレーのお客様には風楽から笑顔と一緒にお届けしたいので、飛びっきりの笑顔を撮りましょうね!

クラッシックショコラ
クッキーのほかに、ふっくらクラッシックショコラもあります。

マフィン
にんじんマフィンも焼きあがりました。

風子と鯛三
できあがりです!楽しく、美味しいお茶のひとときを風楽のスイーツでどうぞ。
風子

・・・という感じで今回、風楽からの新製品として、にんじんのマフィンとクッキー3種類の詰め合わせのセットボックスをご用意しました。皆さんのティータイムのお供になると嬉しいです。

取材者:川端 えい子(風子)
年月日:2007年2月15日