千葉県成田市 立川 明さん

 「冬にんじん」は甘くて美味しい!と言われています。その「冬にんじん」をそのまま搾った「にんじんジュース・ストレート」の販売が今年も始まっています。皆さんはお試しになりましたか?今回は、成田市にある生産者の三里塚物産さんの立川さんにお話をお伺いしに行って参りました。

 既に試したことがある方はご存知のとおり、三里塚物産さんのにんじんジュースは、本当に甘くて、美味しいんです!

「にんじん臭さがなく、ミルクのような味わいで気に入りました!」
「とっても甘くておいしかった。今までのにんじんジュースのイメージがガラリと変わった」
「予想していた以上のおいしさでした。にんじん特有のえぐみもなく、子共にも好評でした」

といったお客様の声が証明するように、先日行われたイベントで、他のにんじんジュースと飲み比べをしたお客様の8割が「三里塚物産さんのにんじんジュースが一番美味しい!」と言ってくれたそうです。
「こういったお客様からの声をもらうと、励みになるんですよね」
と、立川さんは言います。

お客様からたくさんの「お喜びの声」が届いています。
 

(写真上)味は変わらないいわゆる規格外のにんじん/(写真下)冬の寒さを乗り越えた甘く美味しく育ったにんじんは、冷蔵庫で保管されます。

 三里塚物産さんは、地元の農家さんと一緒に土地を守りたいという思いを持った3人が集まって出来た会社です。地元の農家さんが作った無農薬らっきょうを原料にし、成田市周辺の伝統的な製法の「ころがし漬け」を基本に改良した技法で「らっきょうの田舎漬」を作っています。応援してくれる生協や自然食品店などに販売してきた結果、他には出せないシャキっとした歯ざわりや味に魅了された根強いファンも多いのです。その他、紫蘇ジュース(もちろん無農薬紫蘇を使っています)もお客様の心を捉え、製造・販売してきましたが、3年前から「にんじんジュース」を作り始めました。
 実は、立川さんは10年も前からご家庭でにんじんジュースを作って飲んできたそうです。農家さんは小さかったり大き過ぎるにんじんは、規格外品として売れないので捨てるしかありません。それをもらって自分で作って毎日飲んでいたのです。畑に捨てられているにんじんを見て、「何とか商品にならないか?」とずっと考えていたそうです。

  そして、新しい商品を出そうと頭をひねっている時に、にんじんジュースを作ろう!と決めたそうです。しかし、既に市場には他の野菜や果物と混ぜた「ミックスジュースタイプ」と「レモン入りタイプ」の2つがあったので、その2つとは違った特徴のあるにんじんジュースを作ろう!と思い開発したのが、「無農薬にんじん100%のストレートタイプ」だったわけです。
「子どもに飲ませたい、健康のために毎日飲みたい、、、というのが野菜や果物ジュースを飲む人の思いですよね?そして本当は自分でにんじんをジューサーで搾って飲んでもらうのが一番なんですよ。そうは言ってもジューサーをその都度洗うのはやっぱり面倒で、私もそうですが皆さん続かないんですよ(笑) だから、搾りたてでさらりとした飲み口の生にんじんジュースと同じ味のものを作ろうと思ったわけです」

 立川さんが更にこだわったのは「生産者」。農家の顔をPRしている商品は世の中に数あれど、このにんじんジュースは地元の龍崎さんと香取さんのたった2人の農家さんのにんじんしか使いません。なのでパッケージにも2人の似顔絵が書いています。龍崎さんは30年、香取さんは20年以上のお付き合いとのこと。
「全ての圃場が無農薬無化学肥料でやっているということや、美味しい野菜を作る生産技術があるということもそうだけど、この人なら間違いがないという人間としての信頼があるんですよね」
 その言葉の通りこの2人、三里塚物産さんの商品の材料となる無農薬らっきょう、無農薬落花生なども作っています。
「私達は何もやっていないんですよ。ただ、良い生産者と良い関係があって、良いにんじんを搾っているだけなんです」
 立川さんの言葉からは、大きな会社ではない分、地元の農家さんと良いものをただ作っていきたいという、純粋な思いで商売をされているという姿勢や思いがヒシヒシと伝わってきました。


(写真上)20年以上のおつきあいがある香取さんご夫婦/(写真下)30年以上のおつきいがある龍崎さんご夫婦

(写真上)パッケージには龍崎さん、香取さんのお2人の似顔絵が印刷されています/(写真下)3年かけて改良してきた立川さんが愛情を込めて作ったにんじんジュースです。

 この「無農薬にんじん100%ジュース」は1日250パックが生産の限度。なぜなら1つ1つ手絞りで作っているからです。大きな会社であれば大量にジュースにして濃縮して冷凍保存し、必要な時に水を加えてパック詰めを出来るのでしょうが三里塚物産さんはそれが出来ません。だからこそ、1本1本のにんじんを確かめながら搾る事ができます。実際に、三里塚物産さんのジュースを飲んだ農家さんから「少量で出来るなら、是非うちのにんじんでジュースを作って欲しい!」という相談がこの1ヶ月で5件もあったそうです。
 無農薬無化学肥料で数十年やってきた2人の農家さんの限定された甘みがのった「旬」の冬にんじんを、砂糖も塩もレモンも水も何も加えず、もちろん濃縮還元ではなくただ搾っただけのストレートタイプのにんじんジュース。当然、常温保存ができませんが冷蔵保存であれば日持ちします。1袋(320g)を作るのに、にんじん約3.5本(700g)を使用しています。にんじんジュースのイメージを覆すこと間違い無い甘さと飲みやすさ。

 本当に美味しいにんじんジュースです。とにもかくにも試してみてください。ファンになる方、続出間違いなし!? です。

取材担当者:ミレースタッフ片岡
取材日:2010年2月22日