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第6話 2001年~ 一人経営からの脱却

 

7年間の下積み時代を経て、ようやく通信販売で活路を見出すも、いい時代はそう長くは続かず、成長に陰りが見え始めます。

その時の様子を社長の早川に伺うと、一人で事業のほとんどを行うことにより、低コスト経営を徹底。その節約分で多額の広告費を捻出して、新規顧客の獲得につなげてきたのだとか。

事業を“攻め”と“守り”この2つで考えると、「攻めることしかできていなかった」と反省ぎみに。
ようやく見つけた解決への糸口は、この“攻めること”によりもたらされたものでありますが、もっと大切なことを気付かせてくれるきっかけにもなりました。

昔の出荷場

創業当時の倉庫は「トイレなし」、「電気なし」、「水道なし」で、月1万円でした。
今のミレーはこの時代があったからこそです。
そこから、攻め一辺倒であった経営を改め、お客さまのご満足を意識する経営に転換を図っていったそうです。
その時から、一人での経営は終了。はじめて社員の雇用を行い、お客さま満足のための組織体制づくりが始まりました。

けれども、今まで広告費として充てていた資金は、社員の人件費や事務所の賃料に充当すると、からっぽに。通信販売の生命線である広告費が全く捻出できなくなってしまうという事態に陥りました。

ちょうどその時、月額5万円(その当時)で全国に宣伝ができるインターネット通販“楽天市場”の情報を聞きつけた早川は、藁をもつかむ思いで迷わず出店の申し込みをしたんだそうです。

こうして、現在のスタイルと同じEC(イーコマース)事業に参入していくこととなりました。

楽天EC

EC事業に参入。手探りの中、くらいつくのに必死でした。