{{$page_title}}

ホーム >  ミレー物語 >  第10話 2015年~ 社運をかけたリニューアル

第10話 2015年~ 社運をかけたリニューアル

 
社運をかけたWEBシステムの開発ではありましたが、困難に次ぐ困難の連続となりました。何せ、社員の採用から行わなくてはならなかったからです。
 

社員の採用がひと段落しても、そのあとも次から次へと困難は続き、ある時はシステムを依頼していた会社が、ある日突然、行方をくらまし連絡が取れなくなるというドタバタもありました。
そんな困難を幾度となく繰り返しながらも、開発は進められていきました。

 

今では、プログラマー以外は、社長をはじめとする自社スタッフだけで開発を行える独自の体制が出来上がりました。社長の早川が設計と操作性(使い勝手のよさ)を担当し、SE(システムエンジニア)、コーダー、デザイナーなど、システム開発に必要な役割はスタッフ各人がそれぞれ勉強をしながら、素人集団が少しずつ開発チーム?らしい動きへと変貌を遂げていきました。
プログラマーの方も千葉県在住なので、ミレーのシステムは野菜と同様、千葉県産(笑)であるといえるでしょう。

 

新システムイラスト

 
お客さまにとって自由で柔軟な使いやすいショッピングのあり方を考えます。
 

もともとが素人集団なので、システムのつくりは不格好なのですが、このような開発体制になってからは、現場から上がってくる細かなことにも素早く対応ができるようになったといい、自社開発の利点が表れはじめてきました。

 

紆余曲折を経て、途中ドタバタもありましたが、東日本大震災から4年目を迎える2015年3月11日から段階的に念願のシステムを搭載したWEBサイトのリリースを開始してきました。動作の確認を検証しながらの少しずつの公開ではありますが、だんだんと皆様にもお披露目できるようになりました。
お客さまに、もう一度振り向いてもらえるようにと、社運をかけたこれまでの集大成ともいえるものができたといいます。

 

長く深い谷を彷徨っておりましたが、ようやく新たなスタートラインに立てたような気が。気が付くと、早川が創業してから20年。規模を大きく縮小しながらの再出発となりましたが、新たな節目を迎えるのにぴったりの記念すべきリニューアルとなりました。

 

手を取り合って

 
 
これまでに、支払った犠牲は数知れず。しかし、起きた事実は全て夢を実現させるための試練としてとらえ、前向きに取り組んでいったのだそうです。早川が一人ではじめたこの事業は、小さいながらもちょっとした組織に。創業の志と理念は、全てのスタッフに受け継がれています。

 

有機野菜・無農薬野菜のある食卓が、お客さまの健やかな暮らしとご家族のしあわせのためにつながると信じ、これからも私たちは姿勢を正して歩み続けてまいります。

 

また、安心・安全への取り組みとして、これまで公的機関(千葉県薬剤師会検査センター)での放射能検査をずっとし続けております。これまでの検査結果を取りまとめますと、原子力事故後にはじめて地元多古町産ほうれん草が検出されてから、この4年間全ての品目において放射能の検出はされておりません。
以上のことから、2015年ミレーは取り扱う農産物への安心・安全をここに宣言し、営業活動の再開をさせていただけましたらと思います。
検査結果も大事ですが、それ以上に誠実である姿勢を重んじ、お客さまとの信頼関係を大切にいたします。

 

これからも新たなミレーをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ありがとうございます。

 

明日があるさ