千葉県多古町の熟練農家、宮内わたるさん・福江さんご夫婦から「ヤーコン」が届きました！

「３～４月に植えて、１２～１月に掘るので、約１年間かけて育てるんですよ」とにっこり。
化学農薬も化学肥料も一切使わずにご夫婦で育てています。
掘り上げたヤーコンは、畑に２メートル近く穴を掘って「自然の冷蔵庫」で貯蔵します。
「前作の時に発酵堆肥を入れているので、それを耕してヤーコンを植えます。ヤーコンは虫があまりつかないんですよ」と福江さん。 


化学農薬や化学肥料を使わない栽培に切り替えたのは、約３０年前。
きっかけは、弟夫婦の言葉でした。
「そのころ、初めて農薬の問題が出てきて「このまま行ったら、大変なことになるよ」と弟夫婦から言われて気づきました」。
それから、夫婦でこつこつ３０年。
「最初は市場に持っていったら「姉ちゃん、そんな虫食いの野菜は売れないよ」と言われて受け取ってもらえなかったことも」と当時のことを教えてもらいました。 


 ヤーコンは中南米アンデス高地原産のキク科の植物。インカ帝国の時代から親しまれてきた、非常に栄養豊富な根菜です。
あらゆる野菜の中で一番多くフラクトオリゴ糖が含まれていて、「オリゴ糖の塊のような芋」と言われているほど！ほかにもポリフェノールや食物繊維も多く含まれた、知られざる高栄養価の野菜なんです。



ヤーコンは、見かけはさつまいもに似ていますが、生のまま食べられます。
シャキシャキと梨のような食感、ほのかな甘み…。生でサラダにしても良し、炒めても良しの万能食材なんです！



■保存方法
箱で購入した場合は、大きいビニール袋に新聞紙を敷いて、そこにヤーコンを入れ、段ボール にしまいます。その上から新聞でふたをするようにかぶせて保存してください。